宇田川寛之『そらみみ』
荻原裕幸『世紀末くん!』
西村曜『コンビニに生まれかわってしまっても』
辻井竜一『遊泳前夜の歌』
白辺いづみ「かばん新人特集号」2010
塚本邦雄『巴里眩暈紀行』
千葉聡『飛び跳ねる教室』
山川藍『いらっしゃい』
塚本邦雄『装飾楽句(カデンツア)』(昭和31年)
穂村弘『水中翼船炎上中』2018
斎藤史『杳かなる湖』
内山晶太「歌壇」2015年8月
松平盟子
滝沢亘
辰巳泰子
浦河奈々『マトリョーシカ』2009
遠藤由希 同人誌「ロクロク」
奥村晃作『造りの強い傘』
小池光『思川の岸辺』
伊藤左千夫
石田比呂志『鶏肋』
道浦母都子
藤原龍一郎『19××』
東直子「詩客」2018-06-02
東直子「歌壇」201310 海と百年
奥村晃作
村本希理子「かばん」201610
追記:ロビン・D・ギルさんより、和歌の31文字と年齢の31を関連付ける以下の狂歌を教えていただきました。
一部英訳付きです。
Though we may count your years, let your life be infinite
and, say, with this year included, 100 is but a waka away!
As I present you these thirty-one letters for your seventy,
let us, first, toast in words: One Hundred Years is plenty!
以下、高柳の推理
※「みそじ余り」の歌の「いつも八重垣」って、「出雲八重垣」のもじりですね。須佐之男命の「八雲やくも立つ 出雲いづも八重垣やへがき 妻籠つまごみに 八重垣作る その八重垣を 」だとかの。
※「立ち返り」の歌は、光孝天皇の夢枕に衣通姫が立って「立かへり又も此世に跡たれん其名うれしきわかのうらなみ」と詠んだという伝説をふまえている。(この歌には「立帰り又も此世に跡垂れむ名もおもしろき和歌の浦波」というバージョンもある。)
その結果、衣通姫は和歌山の玉津島神社神社に祀られた。
「じゃらくさけれど」の「じゃらくさい」は、古語辞典には見当たらないが、「しゃらくさし【洒落臭し】」(しゃれたまねをする。小生意気だ。)を、神社の鈴のジャラジャラにかけてモジッたものか?
私のデータベースは、語の使われ方の変遷などを見るためなど主に統計を目的としてデータを集めております。
直接入力だけでなく、青空文庫、歌人のブログ、そのほかネット上で見つけたデータをコピーさせていただくこともあります。
見ず知らずの方々の努力の成果を労せずして頂戴しており、感謝してもしきれません。評論などで世の中に還流させることで報いたいと思います。。
データベースに収録した歌句は、日々表記等の確認に努めておりますが、数が多いこと、また、自分が原典を有しないものがあるなど、なかなか点検が追いつかない状況です。上記の歌句を引用してどこかに掲載する場合は、必ずなんらかの手段で確認してください。
2019年9月22日 高柳蕗子