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母かもしれぬ
「母かもしれぬ」「父かもしれぬ」というようなフレーズを含む短歌などを集めてみた。
父母に似ているものを詠む歌を追加しました。
山鳥のほろほろと鳴く声聞けば
父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ
行基『玉葉集』
(行基は668-769 奈良時代の僧 東大寺大仏建立の責任者)
ほの光る空気中浮遊細菌は母かもよああ数かぎりなし
渡辺松男
この夕べ抱えてかえる温かいパンはわたしの母かもしれない
杉﨑恒夫『パン屋のパンセ』
萩きけば母かとおもひ蘭きけば祖母とおもふ秋かぜの家
ルビ:祖母【おほぼ】
金子薫園
草原を全力でかけてゆく人のいる四月あれは母かもしれず
小島なお『サリンジャーは死んでしまった』
さむきわが射程のなかにさだまりし屋根の雀は母かもしれぬ
寺山修司『空には本』
岸辺には犬が待ちをり雌犬なり乳房に斑あり母かもしれぬ
日高堯子『雲の塔』 2011
すれちがひざまに天才バカボンのパパかもしれない岡井隆は
喜多昭夫『青夕焼』
夕光を抱えて帰る教室に待っている人 父かもしれぬ
吉野裕之『砂丘の魚』
姉かしら妹かしら母かしらあなたの部屋に見えている足
東直子
ななめになっているのは父か酢昆布か
石部明(川柳)
かんかんと踏切は鳴る母よもうその手をはなせ ほんとに母か
石井浩「かばん」新人特集2010・12
2019/3/7 高柳蕗子
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以前vs以来・以後
2019年4月8日追加分 父母に似ている
父似
父といふ恋の重荷に似たるもの失ひて花は咲くべくなりぬ
馬場あき子
ドードーに似ていた父の足の指ほろびたものに貸せ風の喉
井辻朱美
桜の日父に似る人あらはれてさなりわれ駅馬使ひといひたり
ルビ:駅馬(はゆま)
米川千嘉子
木の床のところどころが擦り切れていてこんなにも父に似たバス
中沢直人『極圏の光』
父に似し腹話術師の去りしあと街のかたちにたそがれも消ゆ
寺山修司『月蝕書簡』
百日紅しずかに狂いゆく父か一艇身の差で破産して
寺山修司 未発表歌集『月蝕書簡』
田に遊び野草に遊ぶ神の背が父に似ている やがてさみだれ
永井陽子『なよたけ拾遺』
明るいところへ出れば傷ばかり安売りのグラスと父といふ男と
辰己泰子
厚き闇もちあげるごと立ち去りし乞食はどこか父に似てゐる
角宮悦子『ある緩徐調』
父のいない居間では私がいつもより父に似ているような気がする
木村友 201711文フリペーパー第63回角川短歌賞予選通過作「オフライン」
★父似の歌に出てくる父は、たいていおちぶれ系だなあ。(笑)
母似
母に似るわれ、われに似る母 夢に手袋のように睡っていたり
江戸雪『椿夜』
木材でしきられた空間を住み処とし母は手長き蜘蛛に似ている
安藤美保『水の粒子』
石仏に似し母をすてて何なさむ道せまく繁る狐の剃刀
前登志夫『子午線の繭』
母というかたちふうわり広ぐればただいちまいの布となりたる
久野はすみ『シネマ・ルナティック』
父母似
膿さえも凍る地にようやくたどりつき 父という物質 母という科学
ルビ:膿(うみ)
フラワーしげる『ビットとデシベル』2015
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