※「似て」「似る」も含めればもっとたくさん出てきますが、「AがBに似ている」 という文脈が鮮明な歌を探したかったので、検索語を「似ている」「似てる」「そっくり」に限定しました。
以下は、その中から、私の好みで20首選んだもので、中でもお気に入りの7首を最初にあげておきます。
穂村弘『手紙魔まみ、夏の引っ越しウサギ連れ』
杉山モナミ(作者ブログ「b軟骨」)
伊舎堂仁『トントングラム』2014
喜多昭夫
木村友 (第63回角川短歌賞予選通過作)
瀬戸夏子『かわいい海とかわいくない海 end,』
藤沢賢二
杉山モナミ(作者ブログ「b軟骨」)
俵万智『チョコレート革命』 1997
柳谷あゆみ『ダマスカスへ行く 前・後・途中』2012
佐々木朔「早稲田短歌」43号 2014・3
笹井宏之『てんとろり』2011
柳谷あゆみ『ダマスカスへ行く 前・後・途中』2012
辻井竜一『遊泳前夜の歌』2,013
瀬戸夏子『そのなかに心臓をつくって住みなさい』2012
我妻俊樹
狩野悠佳子「早稲田短歌」42号
佐藤佐太郎『帰潮』
池田はるみ
藤本玲未『オーロラのお針子』2014
佐藤弓生『モーヴ色のあめふる』
深見あす香 「早稲田短歌」44号
井上法子『永遠でないほうの火』2016
若草のみち「かばん」2018・6
鳥居萌「本郷短歌」第3号 2014
江田浩司
穂村弘
最後に拙作もおずおずと。
「パパ……!」と息呑めばパパそっくりの痴漢も驚いて降りてった
高柳蕗子『潮汐性母斑通信』
父10 / 母4 (なぜか母は父の半分以下…)
君、あなたなど 9 / 私、僕、我など 4
愛4
(◯◯は愛に似ている、という歌が4首もあったが、私の基準では物足りなくて、上記にとりあげなかった。)
2019年1月15日 高柳蕗子