アリャリャン コリャリャン

拾い読みする囃子言葉

（1997年5月「かばん」特別号 特集オノマトペ）

※所属している「かばん」誌で 、だいぶ前に「オノマトペ」特集をしたとき、たまたま手元に図書館で借りた民謡辞典があって、囃子言葉に目がとまり、これは特集にちょうどよいじゃないか、と、大急ぎで囃子言葉だけ入力したものです。

●ご注意！

細部にはまちがいがありえます。当時はワープロのオアシス使用。もはやモトファイルがなく、誌面からＯＣＲで起こしたので、その段階での文字化けもありえます。

ここでは囃子言葉の雰囲気を味わうだけにして、 正確な文言が必要な人は、別の場所で調べてください。

以下 本文

はるかな昔、「シスコーン」というコーンフレークのCMで「エンヤカヤカヤカヤ、おやつはシスコーン」とかいうのがあったのを覚えている人もあるだろう。ビビディバビディブーや、ジンジロゲの歌もはやった。

私たちは、意味のわからない面白い言葉が好きである。なんともなしに開いた民謡辞典を見て、発見発見! これは、本号の特集のオノマトペに似ている。どんどん拾い読みしてみた。ほらね、木挽歌には、ザイザイ、ゴッシンゴッシン、シャリッコシャリッコといった擬音めいた唯子ことばが多い。アリャリャンコリャリャンなど擬音とも擬態ともいえないものも、気分のようなものを表すオノマトペではなかろうか。

こういう言葉は、耳から入ったとたん意味のある言葉とは違う経路で脳に届くような気がする。歌の題名の多くが、「ドンパン節」のように、その面白く印象深い喋ことばそのままであるのも、なんだかうなづける。このコーナーは克明に読む必要はない。ざっと拾い読みするだけで唯子ことばの世界を味わえると思う。

(注)座敷唄や童歌も混じっている。繰り返しを省いたり、挟まっている歌詞を省いて唯子ことばだけを続けて書いたりしている。同じ唯子ことばの唄が各地にあるが、ここにあげた唄の名前は必ずしもその代表的なものとは限らない。また、唄の名前は、ある土地の固有の民謡であることもあれば、同じ系統の民謡の総称であることもある。

★ ハイハイハイ(相川音頭) ハアヨイコラヨイコラヨーイトセハアドンドンスメスメシャーントセハアマタモキッテハシャーントセ(相拳節)チャンコロコロとヨー(愛知の機織り唄) ハヨイトヨイトハスッチョイスッチョイスッチョイナアモットモダモットモダ(会津磐梯山) アイヤアイヤ(アイヤ節) ハアコイチャアリャ飲メアリャ飲メ(あがらしゃれ) ハイーハイ(秋田馬方節)ハオイサカサッサオバコダオバコダ(秋田おばこ) キタカサッサコイサッサコイナ(秋田音頭) ソレキタカサイサイキタカコリャコリャ(秋田甚句) ヨイトコーリャサーノナーヨーイ(秋田の米とぎ唄) ハアーヤッショーヤッショーハーヤッショデマカショ(秋田舟方節) アヨイサイヨイサイ(安積甚句) マタハーリヌチンダラカヌシャマヨ(安里屋ゆんた) エーアモシ(朝の起こし唄) ハアイヤサカサッサ(鰺ケ沢甚句)チョコサイコラホイ(安曇節)オーサヨイトサノセ(熱海節) ヤーエr (姉コもさ) アーモテコイモテコイ(種子もみ唄) アーオイヤイソコジャイ(油締め唄) ヤレコラマカセノヨイマカサイサイチョイトチョイト(網干晋頭) ノンコーリャドシタコーリャ(海女唄)サイサイサイヨイトコニャモッサイサイ(宗方の雨乞唄) ハアヨイノセヨイノセコラショ(網のし唄) タンボサケサケポタモチャタナタナ(雨の降る夜) コラコラコラ文句のヨイトコジン句のヨイトコサラリトヤラカセ(飴売り唄の最上口説〈くどき〉)トコドッコイドッコイショ(綾渡盆踊唄) ソウライソウライ(有川鯨組唄〈年頭唄〉) ヤットセヤットセ(同上〈ロクロ唄〉) アーラエライヤッチャエライヤッチャヨイヨイヨイヨイ(阿波踊り) エ: ヨイショナーエキタリンショガナーエ(安房節) アサノセヨーホーイヨイトコドッコイセ(阿波雛子)サテサテサテアリャヤットサノサハ来ランショ来ランショマワランショサカサカサカ(飯坂小唄) ハアットセ(石投げ甚句)アラハットナー(出雲音頭) ハアヨシタネヨシタネ(出雲崎おけさ)ヤートコセーノヨーイヤナアリャリャコレワイセーコノナンデモセー(伊勢音頭)ホンマカヤートーコーセーエエヨーイヤナーアリャリャーアコレワイセーソーリャヨーイトセー(伊勢道中唄) ハアーサイショネ(磯節) アリャセイションガイ(潮来音頭) アラヨイヨイサー(潮来甚句) マタホイエヘヘヘヨホホ紙ヲスクシャリシャリ(市川の紙漉歌) コラセーハヨーホイヨーホイヨーイヤナー(一合蒔いた) オロロンオロロンオロロンバイ(五木の子守歌) アラホーヨヘンヤホラホーヨヘンヤ(いと) アソリャコイアバヨ(伊那節) ヨイトサソレ(稲刈歌)ジャガジャガマコッテエライコッチャ(芋殻ぼくと) ヨイヨイヨイアリャリャンコリャリャン(いやさか音頭) ハシタラコシタラ(伊予さんこ節) エーショーエショーエショーエションガネアレワイサノエーササエーショーガネ(祝い目出度) ハーヨシタヤヨシタヤ(岩室甚句) アラヨーエーアヨィナアエーサー(宇治の茶摘み歌) ハイヤエーハイヤ(牛深ハイヤ節) ヨアラヨイヨイヨイヤエ(馬追歌)浮世ノ真ン中ジカジカジッサイ島ヌヘイヘイヘイ(海のちんぼうら) ソラヌヨーイヨーイウマドシラレユール(浦富節) エイサーエイサー(エイサー節) アーオセセノセッセ(江差三下り) キタサノサーアドッコイサノサッサ(越中おわら節) ヨーイヤリョーエーンホイヤー手古セーエーイエーエーホイヤネー… … (江戸木遣歌)アヨイソレエーヨー(エーヨー節) アンガヨウサトナイチャシュガシュガ(永良百合の花) サアエグエグサァエグエグエグイションガイネ(えぐえぐ節) アーエンサーエンサーションガイナーアーエンコロエンコロ(えんころ節) オイトコソウダヨ(おいとこ節) コチャエコチャエ(お江戸日本橋) ハアテヤテヤテヤイササカリンリンスカレチャドンドンハアサイショネ.ソレ(大洗甚句) アハイハイトー(大島節) ウワハンヨウ(大宮踊) ヤッサモッサモチアゲ(お影節) ヨイヤサノサー(岡崎小唄) アションガイナアヨーイヨーイヨイコノサンセーマダマダハヤソー(岡崎五万石) ヨンヤラナカセノセ(お勝節) アリャアリャアリャサ(小木おけさ) オコサデオコサデホントダネ(おこさ節) コラショイコラショイヨイガナヨイガナヨンニョハイイルナイレタダブッダセ(おざや節) ハアヨイヨイナヤットサノサー(お姿節) アイヨットまたおいで(お茶場節) アカチャカベッチャカチャカチャカチャ(おてもやん) オーシャーリシャリ(男なら〈維新節または長州音頭とも〉) チョイチョイチョイナ(小野田甚句) ナーナーナーソーラバエーヒュルヒュルヒュ(お婆)キタサノサーコラサノサードッコイショー(生保内節) オヤマコシャンリン(お山こ節)ヤサホラエーヤサホラエーノンノーコサーイ(尾鷲節)オンゴクナハハナハハヤインゴクナハヨイヨイオリャリャコリャリャサノサヨイサヨイサ(おんごく)ヤーレーナ(音戸の舟唄) ヨイテコショアラヨイテコショ(御柱小唄) カワイヤノーカワイヤノーヤサホーエーヤホーエヤエーエヨイヤサノサッサヤンサノエーエヨイヤサノサッサ(貝殻節) ハアソラソラヤートコセヨーイヤナアレワイセコイワイセササナンデモヤー(香川の伊勢道中唄) ハヨイサーヨイヤサー(鹿児島小原良節) アコラサイコラサイエッサコリャコリャコリャナ(鹿児島三下り) ハンヤエーヨイヨイヨイヤサット(鹿児島ハンヤ節) ハイヤサカサッサハアリャサノサッサ(鹿島甚句) アリャヨイヨーイ.(柏崎おけさ) ハアイヤナガサッサ(加瀬の奴踊) アノエヨーエ(鰹節造唄) ハヨンショデコラショー(金掘唄) ヨイショーヨイショ(金子唄)コチャカマヤセヌ(かまやせぬ節) ホイアリャリャリャリャウヤアーへーヤエ(加茂松坂) ハアドッコイドッコイドッコイナ(からめ節) アイヨノヨー(川越舟唄) アーヨイトコセドッコイショ(かわち音頭) ノーオサカンチョロリントコイッサイノーサカンチョロリントッテンチロリンチンチロリンノシャーンシャンホーイホーイ(かんちょろりん節) アーヤレショーコリャショーホントニソウカイナ(寒天屋唄) テントルテントントントルルントトルルンテントントルルントン(きいぷぞ) ヤッサイモッサイヤレコリャドッコイコリャコーリャ(木更津甚句)コンサイソウカエノンシ(紀州節) ナンジャラホイヨイヨイヨイ(木曽節)サノヨイヨイゴットン(北九州炭鉱節)ダンノ(木流し唄) イッチャサット(行徳音頭) ソラキンキラキン(きんきらきん) キンニョムニョ(キンニョムニョ) アードッコイショチョイナチョイナi (草津節) ヨーオホヨ1ホイ(草津湯もみ唄) アラヨーイショヨイショヨイショヨーイショヨーイショオチャヤレオチャヤレ(串本節) ハヨーイヨーイヨイトセハアアリャリャンハコワイセハアヤーヤーセ(九十九里浜大漁木遣) アソンデンセ(群上節)クルクルトナークルクルトナーサーヨ(くるくる節) ソラウチコメソーラウチコメ(畔打ち唄) スリスリョイシイヨイシイハイルレーハアラアラアサアハリガヨイシイサアハリガリイリイサアイシヨシヨシヨイーイヒヒヒヒヒヒアーアハハハハ(国頭さばくい)ヤーハァーエーヨイトソーリャサーノナーヨーナホイー(気仙坂)サアーサヨイヤショーエ(玄如節) ゲンタカゲンタカゲンタカヨット(玄高節) ヤコリャドッコイヤホラシッカリセ(江州音頭) ヤレヤレナーベンヨベンヨ(甲州の綿打唄) マードノサンサハデデレコデンハーレノサンサモデデレコデン(こきりこ) サンヤリアーコツコッ(コツコツ節) サーハエーエドッコイハソーエソエ(米つき歌) ハヨイショヨイショ(米のなる木)ネンネンコロリヨオコロリヨ(子守歌)オヤソージャイノソージャイノ(権四郎爺) シュラシュシュシュ(金比羅船々) サーヨーオアコリャコリャアレワエーエエントソーリヤエンヤドツトエンヤドツト(斎ドンドンシャンシャン(酒田甚句) ヘッペコホーエンヤヨーイトコラサのオッシンエー(酒田節) ハヤッショマカショ(酒田船方節) ヨーイヤナーヨーイヤナーショーンガヨ(坂本盆踊歌) アヨレテコヨレテコ(猿島お茶節) ハアリャアリャアリャサ(佐渡おけさ) ハアシャンシャン(佐渡甚句)ザラントショウ(ザラントショウ節) ハイハイトキタサ(沢内甚句) ハァヤラシャレヤラシャレピッカラチャッカラドンガラリン(三階節) オーサンサンコサンサンコ(さんこ女郎) イヤサノスイショデキハザンザヨーイショコリャイナー(ざんざ節)サーイサンサイヨンサイノヨイヨイナ(さんさい節) ヤッコラチョイガヤッセサーンサヨー(サンサ節) ショウガイナァハアメデタイメデタイ(さんさ時雨) ヤレサノオーイヨーイ(三十石船歌) ヨイショーコインヤサァリャサアリャサ(三条おけさ) 心願ネーエッサナンデモセーオサンチョエ(さんちょこ節) ハットセハットセ(塩釜甚右・㌧アーヤラシャレヨーイ(塩たき噸》サアマタマタハ塩や塩) アヨイトコヨイトコオヤマソウダヨソレカラドウスルヨi (静岡の茶摘唄) アーソーダソーダヨー(同上の遠州節) サイサノヨイヨイ(下の江節) ハアチョイトチョイト、サノヨーオイエンサーヨイヤラサーノセーエノヤレコノセヤッサーノセーエノヨイコレワサセーエノヤーハーレ(七之助節) ヨイヤナアシテナシテナユシテナヨイヤア(してな節) キタホイキタホイ(信濃追分) ヨーホイヨーイトドッコイドッコイ(しばんば) アハイノハイト(下田島節) アヨイトサヨイトサエー、オオサヨッタヨッタ(下田節) トコハイトノエーナノエーソレソレ(下津井節) トーカテンテン(十四山音頭)サアヤートコセーヨーイトナーアリャリャコレワイセノアンデモヨー(荘川音頭) アレワイセイショガエー(浄観よ節) ハオッコイサト(定義節) ホラギッチョンギッチョンチョーンチョン(上州小唄) アソートモソートモイヤハノ(上州の田植唄) コバエテコバエテ(庄内おばこ) ハーオヤサオヤサ(庄内ハエヤ節) ハヤロヤッタナイ(常磐炭鉱節) ションガオ(しょんが節) コノションデコエ(しょんでこい) イヤヨーホエヨーホエヨイヤネー、エーサーアンヨホホアラドッコイドッコイ(白石島盆踊唄) ヨーホエヨーホエヨイコラショ(白浜音頭) ハアテヤテヤテヤテヤイササカリンリン好カレチャドンドンハアーサイショネ(新磯節) サノヨイヤサノセエッサエッサヤレコノセヒーヤーリハリハリセ(新宮節)ナンダーコーラヨーットハァチョーイチョイ(新相馬節)ドンドコショ(ずいずいずっころばし)ヤカッタカタノタソリャカッタカタノタ(須坂小唄) ハアドウダヒイタカヒイタカ(製糸場唄) アリャドッコイショ(正調博多節) ショコショコホイノ松ホイ(関の五本松) セショ(せしょ) セッセッセノヨイヨイヨイ(せっせっせ)撞イタトテ何トショゾゼンゼノコオヤマンマノコ(ぜんぜのこ節)ナンダーコーラヨートチョイーチョイ(相馬草刈唄) イヤサカサッサドイラサギッキト(相馬甚句) ナアーエナーアーエサイーサイ(相馬流山) ハイイッサイコレワイパラットセ(相馬二遍返し) ヨーイヨーイヨーイトナハアーイヨーアアーコーリャコリャ(相馬盆踊唄)ハートートット(相馬麦つき唄) オーオイナショオイナショ(素麺掛唄) コラサーノサンサコラサンサ(外山節) ヤーレンソーラン… … 、ヤサエーエンヤーアンサーノドッコィショァドッコイショドッコイショ(ソーラン節) ハイケボーイボイ(ぞりぞり節) コノソンデコヤi (そんでこ節) ソコソコソケダケダンダンナ(大山小唄) ウリャトツトウリャトット、アレワエー工トソーリャ(大漁唄い込み) ヨイトサーヨイ(田打唄) アラショカショカネ(高島節) ハキキョライキキョライ(高田いたこ) ナハハー(たたら節)ダンチョネー(ダンチョネ節) タントタント(タント節) ヨーイヨーイヨーイヤサ(秩父音頭) ハアチャカトンチャカトン(秩父の機織唄)植エテシャレシャレ(千葉の田植唄)チャッキリチャッキリチャッキリヨ(ちゃっきり節) セ;ノセーセット、ハイハイハイマイマイマイ(津軽三下り)ソリャハイサハイヨー(津軽じょんから節) ドタバドタバチャダレバチャ孫ダ(津軽甚句) イヤァーイデァ(津軽山唄) ホーイチョーガ(月の美くかいV しゃ)チントンシャン(鶴ヶ岡音頭) ソレエソレエーヤットヤーソレサi(鶴崎踊) ナナヤレコナーサ、ヨオイヤアナ(津和野盆踊) ヨーイヨーイデッカンショ(デカンショ節) ヨホホイノサッサ、ホンニアレハサノ(天竜下れば) トイチントイチントイチンサヤーサレチトチレチトイチンサトイチンサ、トイチンサレーテヤサレーテ(トイチンサ節) テモサッテモソジャナイカテモソジャナイカ(十日町小唄) ヤートナソレヨイヨイヨイ(東京音頭) ハイーハイド(道中馬方節) オイヤーサアエーオイヤ(道南口説節) トコセキナヨドンドン(とこせ節)サアノーエー、コレワィドウジャイナァ(どっさり節)ドンドンサイサイドドサイサイドンドンサイサイサーイ(どどさい節) ノーヤレ(靹節) ベロベロベーロチョイトナーまたベロヤーベロヤーベロヤベロヤサッサーまたベロヤエー(豊岡盆踊唄)ドンドンパンパンドンパンパンドドパパドドパパドンパンパン(ドンパン節) ナーオハイハーオハイ、ナーニモサーサ(ナオハイ節) ハヨシタヨシタヨシタナ(長岡甚句)ナニャドヤラナニャドナサレノナニャドヤラ(ナニャドヤラ) テナモンヤナイカナイカ(浪花小唄) アラヨイショ; (奈良の茶摘唄) アト山サキ山オマエハバンコカシッチョイナ(南蛮音頭) ハーラヨーパッパッパッパー(南部牛追唄) ハーシメテコイシメテコイ(南部木挽唄)ハラショハラショハラショのロンロン(新潟小唄)ホーラエイヤアリヤリャドッコイヨーイトコヨーイトコナー(錬場音頭) アーゴショーンゴッション(粘土節) ネンニャココロチャコ(んころころちゃこ) ノーエ(農兵節・野毛山節)ハァヤッチョメヤッチョメヤッチョメナット(海苔取唄) ノンシコラ、ノーンシノンシホッホ(のんしこら) ノンノコサイサイシテマタサイサイ(のんのこ節) スッポンポン(博多どんたく) ネッチョン(博多ねっちょん節) ヘッチョイヘッチョイ(箱根駕籠かき唄) ショメショメ(八丈しょめ節) ソリャキタマダマダ、キタマダキタマダ(八丈太鼓唄) ハーズンズン(波止場船頭唄)パイヤーヨーティバ(鳩間節) ハアヤッショマカショシャンシャンシャン(花笠踊) チントゥンテントゥンマンチンタン(花の風回や) アーマダマダ(羽田節) ヤーアリャエーエンノソーリャ(原釜大漁祝唄) チンカラカアラトヒイトトウカラカラ(春駒) ナーコノヒデコナー(ひでこ節) エンヤラヤノヤーエンヤラヤノェンヤラヤエシヤラホイノサ(平戸節)ドッコイセドッコイセチョイチョイノチョイノチョイノセトコドッコイドッコイセ(福知山音頭) アレモドンコレモドンモ一ツドンドンドン(ぶり打唄) サイヨ、イエヨ、シントロトロトワタラショイ(平家踊) ハアヨイジャネイカヨイジャネイカ(房州追分) ハドウシタドウシタ、エンヤーコーラヤドッコイジャンジャンコーラヤ(北海盆唄) アホッチョセーホッチョセー(ホッチョセ節) ホーハイホーハイ(ホーハイ節) ソコジャヨハイヤハーモーサ(本宮盆踊唄) キタサーキタサ(本荘追分) オオサポンポコポンポコニャ(ポンポコニャ) ウネシュクテントンテン(ましゆんく節) オセセノセッセ(松前三下り) ハドントコイドントコイ(真室川音頭) ドントヤアヤ(豆引き唄) エイエーンコリャアイエンナコリャソダソダ(漫歳くずし) ヨイヤオナゴオナゴ(水汲唄)ヤッサヤッサヤッサヤッサドントモー(三原やっさ節) アラホンニナ(三春甚句) ジョヤサージョヤサー(三吉節) ハイナーハリューナーヨーハイナーハリマーサイハリカナイソサハーリョーヌユイマーサイ(米ぴき唄) ヨーイサノマカーショエンーヤコラマーカセ(最上川舟唄) ヤガエフ(ヤガエフ節)オーイサネi(八木節) アラエッサッサ(安来節) ヨイヤサヨイヤサホーレイホーレイ(安田盆踊歌)ヤッサヤッサ(安久節) ハアーコランコラン(八女の茶山唄・天草節) ハーヤンザヤンザ(やんざ節) ヨイショコショーデヨサノサー(ヨイショコショ節) ヨウカイヨウカイヨウカイヨ(ようかい) ヨッチョレヨヨッチョレヨヨッチョレヨッチョレヨッチョレヨ(よさこい鳴子唄) ヨサコイヨサコイ(よさこい節) ヤーセノセーエヨササノサオヤツツテンツツテン(よささ節) イッチャホーイッチャホ、アスチホイノホイ(よされ節)トコドンデン、サアユラユラ(吉岡小唄) サッサソウジャソウジャ(米山甚句) ヨイヤサノヨイヤサ(羅漢さんが揃ったら) ハアリャントリャントリャント(両津甚句) ワイハ(わいは節)

こうして見ると、ダンチョネとか、ドッコイジャンジャンコーラヤとか、唯子ことぱの部分だけ知っている唄が多い。頭の中の書葉の袋には、「マンマ」やら「近代的自我」やら「基本的人権」やら「アイコンをハイライトする」やらといっしょに、「アラエッサッサー」なども入っていて、私たちの情操を細やかにしてくれている。

また、「アラエッサッサー」は、他の言葉同様、ある感じをみんなと共有できるし、それはまったく緊張の要らない独特の共有のしかただ。水のかけっこのようなたあいなさ、楽しさ、おおらかさ。そらギッチョンチョンな、そこのあなた。チョイナチョイナでホゲレミンミン、パイノパイノパイと遊ぼじゃないか。

■読み返しての感想

なぜかなー、ぼーっと読み返してたら、なぜかいちいち蝉を連想しちゃうんですよ。

こういういろんな蝉がいたにぎやかな世界を知っているような錯覚がおきた。意味ないことだけど。