Post date: Dec 2, 2017 7:29:28 AM
NPO法人信州そばアカデミーの主催する「実践講座・基礎コース」(全6回コース)の第6講を本部道場に於いて開催しました。今年の7月23日に受講生が種蒔きをしたソバは,玄ソバにして86kgの収穫がありました。第6講は[製粉とそば打ち]という内容で、製粉の作業の様子を赤羽理事長が、プロジェクターを使って解説されました。石臼による製粉の作業は次のような工程が必要になります。(1)精選(2)石ぬき(3)磨き(4)粒揃え(5)脱皮(6)製粉(7)フルイ玄ソバからそば粉になるまでには多くの時間がかかります、又製粉をする人の拘りを考えると更に手間がかかることが分かりました。
製粉講習の後は、そば打ちの体験を行いました。そば粉は受講生が種蒔きをして収穫したソバを製粉して使い、指導には信州そばアカデミーの会員が当たりました。今回は東京から長岡さんご夫妻が特別参加されました。長岡さんはソバの収穫作業にも参加され、そば打ち体験は2度目だそうです。体験の感想を聞いてみると「菊練りと切りが難しかった」と話してくれました。昼食はアカデミーの会員が打ったそばを「もりそば」と「投汁そば」にして、新そばを堪能しました。
今回の講座で「実践講座・基礎コース」は全て終了しました。昼食後は参加者全員で全コースの反省や感想を発表し、次回に繋がる実践講座になりました。