2016年 そば打ち研修と地域振興フォーラムが開催されました。

2016年 6月4,5日

2016年そば打ち研修と地域振興フォーラムが2016年6月4日(土)、5日(日)、木島平村若者センターにおいて開催されました。主催は、木島平村そば打ち研究会、全麺協長野県会員懇談会、共催は、木島平村名水火口そばの会、信州中野蕎麦文化普及会、後援は、全麺協、木島平村、協力は、NPO法人信州そばアカデミーでした。参加者は、県内の全麺協会員のNPO法人信州そばアカデミー(赤羽理事長他14名)・木島平村そば打ち研究会(7名)・ネバーランド(3名)・信州蕎麦の会(2名)・下高井農林高校(7名)・信州中野蕎麦文化普及会(3名見学)の計37名でした。  NPO法人信州そばアカデミー赤羽章司理事長は、開演の挨拶で長野県の北信地方で交流会を開催する理由について述べ、火口そばの打ち方を勉強することで地域振興に繋げて行きたいと話されました。木島平村の内藤克彦副村長からは歓迎のご挨拶がありました。地域振興フォーラムでは、長野県農政部農業技術課長補佐 村山一善様による【おいしい信州ふーど(風土)~信州ひすいそばの魅力について】と木島平副村長 内藤克彦様による【木島平のソバと食文化】の2つの講演が行われました。  講演の後は、地元木島平村そば打ち研究会の金井義信さんと佐藤冨二さんによる火口そばの実演が行われました、木島平村の火口そばはつなぎにぼくちと小麦粉を併用して使います、しっかりとした噛みごたえのある弾力と香りの良さに特徴があります。  午後は12台の打ち台を設置して、そば打ちの技術研修が行われました。最初に、赤羽章司理事長、全麺協五段位の西川朋子氏と同原秀夫氏によるデモ打ちがあり、参加者は、卓越したそば打ちの技に魅せられていました。その後、赤羽理事長の指導の下、各班に分かれて、福井在来、常陸秋、信州ひすいの3種類のそば粉により、そば打ちの研修を行いました。下高井農林高校のそば班の生徒七名も参加され熱心に指導を受けていました。現在下高井農林高校には9名のそば部員がいて木島平村そば打ち研究会の会員による指導を受けながら週2回の練習をしているそうです。昨年の塩尻市で開催された、初段位の認定会(NPO法人信州そばアカデミー主催)には3名が受験して全員が合格されています。 

夜には、パノラマランド木島平にて懇親会が行われ、地元の旬の食、木島平米で作った焼酎と木島平自慢の美味しいご飯で楽しく交流を深めることができました。

5日(日)は午前8時からそば打ちの技術研修が行われ、参加者それぞれが課題を持って取り組みました。火口そばや、よもぎを入れたよもぎそばも打たれました。昼食は、地元の皆さんが用意した、てんぷらや木島平ブランド米を使ったおにぎりと午前中に参加者が打ち上げた6種類のそばを食べ、賑やかに歓談しました。昼食後に参加者ひとりひとりが感想を述べる反省会が有り、次回も引き続いてこの会を継続させ、交流会を発展させることによって地域振興に繋げていこうということで閉会となりました。

Post date: Jun 11, 2016 1:48:50 PM