第3回信州塩尻 そば切り物語りが2015年10月24日(土)、25日(日)に平出遺跡公園(塩尻市)で開催されました。主催は、信州塩尻「そば切り物語り」実行委員会(塩尻市ブランド観光課内)、共催:塩尻市、後援:一般社団法人 全麺協でした。 会場の平出遺跡は、縄文時代から平安時代の長期間にわたる集落跡があり、日本三大遺跡の数えられていました。国史跡に15haが指定されていて、そのうち56,000平方メートルが公有化され、平出遺跡公園となっています。公園内には、縄文時代の住居が7軒復元されています。古墳時代の住居跡からそばの花粉が発見されています。この平出遺跡から6Kmほどのところには、江戸時代初期の「諸大名方御宿の覚」(1670年)に「そば切り」の記述がある本山宿本陣があります。森川許六の「本朝文選」(1706年)にも弟子の雲鈴による「蕎麦切りといっぱ、信濃の国本山宿より出で、」の記述があり、古くから蕎麦切りの歴史がある地域です。
長野県内から塩尻市を主に、6店のそばブースが出店しました。また、高品質のワインとして認められるようになった塩尻市桔梗ヶ原のワインの飲みくらべ、ヌーボーピクニックや飲食・物販の出店、軽トラによる農産物の販売、松本一本ネギの収穫体験もあり、2日間ともに快晴に恵まれ、多くの来場者で賑やかな秋の大収穫祭となりました。
信州そばアカデミーは、「ゆかり庵」で出店して、いずれも新そばの「信州ひすいそば」十割の「もりそば」と信濃1号の「山菜そば」を販売しました。また、「ゆかり庵」の「隣に出店したアカデミー会員のそば店「芳香庵みのる」(塩尻市)のブースをアカデミーのメンバーが応援をしました。
Post date: Nov 24, 2015 11:23:01 AM