信州そばアカデミー本部・道場の開設記念式典を行いました。 12月11日

NPO法人信州そばアカデミーは、2015年12月11日(金)に長野県塩尻市に念願の本部及び道場を新たに開設し、地域および関係団体の方々をお招きして、開設記念式典を執り行いました。 式典には、48名のご来賓の方々と45名のアカデミー会員が参列し、式典は、NPO法人信州そばアカデミーの赤羽章司理事長の開設のご挨拶ではじまり、ご来賓を代表して、中谷信一全麺協理事長、米窪健一朗塩尻市副市長、村山一善長野県農政部農業技術課課長補佐、山田正治塩尻市商工会議所会頭、丸山寿子塩尻市議会副議長からご祝辞を頂戴いたしました。

赤羽理事長は、ご挨拶の中で、本部・道場を開設したこの地が、近くの平出遺跡で古墳時代のソバの花粉が出土したことやそば切り発祥の地と云われる本山宿など、そばの歴史を有し、最近では、新品種の「信州ひすいそば」が、長野県野菜・花き試験場(塩尻市)で育種されたことなど、そばに因む地であり、ここを拠点に信州そばアカデミーの活動の輪を広げ、更にそば打ちの普及・発展に努めていく決意を述べました。また、2006年に信州そばアカデミーを設立以来、これまで。そば打ち教室の開催に当っては、各地の公民館等を利用させていただいたり、赤羽理事長自身が自宅にそば工房を立ち上げたり、最近では、農業法人かまくら屋の田中浩二代表とアカデミーの田中崇喜技術部長が立ち上げた「信州そば道場」での講習会と多くの方のご好意に支えられてきたことを紹介して、深く感謝申し上げました。さらに、今回、この本部・道場の新設は、アカデミー木下喜良副理事長の並々ならぬご尽力とご好意により実現したことを披露して木下副理事長に厚く御礼申し上げました。

ご来賓のご祝辞では、信州そばアカデミーのこれまでの活動の実績を踏まえ、このたびの本部・道場の開設により、そば打ちの普及活動を通じての地域の活性化への一層の寄与とそば打ち文化発展への期待に加え、暖かい励ましのお言葉を寄せていただきました。

式典の最後には、本部・道場の看板の除幕式がご来賓の代表者と赤羽章司理事長、木下喜良副理事長により行われ、正式に、本部・道場が開設の運びとなりました。

式典の後、祝賀会が広丘駅前の安喜センターにて、華やかに開催されました。

式典に先立ち、益子正巳先生(満志粉店主、第3代全日本素人そば打ち名人)にお願いして、本部・道場のこけら落としとしてそば打ちの実演をしていただき、アカデミー会員が益子先生の卓越した名人の技を熱心に見学しました。

本部・道場の所在地は、長野県塩尻市広丘野村1696-2で、JR広丘駅から徒歩2分の国道19号沿いにあります。国道沿いの駐車場には、10台の駐車スペースがあります。

本部・道場の今後のそば打ち講習会の予定や利用方法については、近日中にご案内する予定です。

Post date: Dec 14, 2015 12:45:09 PM