8-2 花見川流域の風景
8-2-7 資料 過去の風景
■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□
【過去の風景】
使用されなくなった勝田川の旧合流点
1992年5月5日の同じ場所の情景
勝田川が花見川に合流する場所の河川改修が進み、新合流点が現在使われるようになっています。それより上流の河道拡幅工事も進行して、勝田川の広い河道の姿が現れつつあります。
勝田川の旧花見川合流点は現在そのままの姿で残っていますが、そのうち撤去されると思われます。
この旧合流点にくると、いつも心痛めるような過去の風景が思い出されます。旧合流点の段差で勝田川の水が泡立ち、花見川の水面一杯に白い泡が広がり、風が吹くときは白い泡が舞うことがあったことです。
今から19年前の1992年5月5日撮影の銀塩写真が残っていましたのでスキャンして掲載しました。その当時勝田川を歩くと、未処理と思われる家庭雑排水があちこちで流入していたことを思い出します。その後勝田川の水質はどうなったのでしょうか。19年も経っているので改善されているとは思いますが、これから調べてみたいと思います。
また、そもそも花見川の水質はどうなのでしょうか?花見川は水の流れが感じられないので、散歩していても水質や水量について注意を払うことがあまりありませんでした。これから花見川とその支流の水質や水量について、情報を収集して、その実態やこれまでの改善策について知りたいと思います。
■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□
書庫の中で本を探していたら偶然に平成4年(19年前)の散歩写真アルバムの束を見つけました。
上の写真は架け替え前の弁天橋です。この写真をみると、旧弁天橋が掘割の風景を引き立てているという印象を当時持っていたことを思い出しました。しかし、ドライバーとしては、すれ違いが出来ないので利用を避けたい橋でした。現在の弁天橋は過剰なほど頑丈で「ゴツすぎる」印象を受けます。しかしドライバーになると、前後の道よりも快適、安全に走行できる場所ですから好きです。
平成3年の夏に横戸緑地下の左岸斜面が山火事になりました。この写真は平成4年3月に撮影したものです。理由はわかりませんが、20年経った今もこの場所には背の高い木が育っていません。日当たりが悪いからでしょうか。
勝田川が花見川に合流する場所の段差で大量の白い泡が出て、川面一杯に広がる光景は心を痛めるものでした。この写真は平成4年1月3日午前撮影のものです。この写真を撮影した時に、「お正月なのに、3日ともなると洗濯をする人が急増するんだ」ということに気がついたことを、今思い出します。洗濯日和の午前に白泡が増加することはその前から知っていました。
この時代から現在までの間、どのような水質改善対策がとられ、改善してきたのかということを調べたいと思っています。