2-2 花見川筋の谷津地形発達史
2-2-6 河道逆行争奪の証拠
① 河道逆行争奪の5つの証拠
■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□素材■□花見川■□
【河道逆行争奪の5つの証拠】
花見川河川争奪(河道逆行争奪)の証拠を少なくとも5つ用意できるので列挙し、記録しておきます。
検討を進めていけば、さらに加えて別の証拠も見つけることがあるような予感がしています。
1 人工改変以前の花見川の姿
江戸時代の印旛沼堀割普請、戦後印旛沼開発で花見川の姿が大きく変わりました。
その人工改変の影響を除去して、花見川本来の姿を認識しておくことが以下の検討の大前提になります。
花見川水系の本来の姿は次のようにイメージできます。(2012.4.27記事「印旛沼堀割普請前の花見川と古柏井川の谷中分水界」参照)
人工改変前の花見川水系
この人工改変前の花見川水系が、最初からこのような姿で形成されたものではなく、最初存在していた印旛沼水系の谷津(河川)を東京湾側水系が谷津(河道)を丸ごと奪ったという証拠を5つ列挙します。
2 花見川河川争奪(河道逆行争奪)の5つの証拠
5つの証拠を一覧表で示します。
花見川河川争奪(河道逆行争奪)の5つの証拠
*2012.2.29記事「小崖2に起因する谷津パターン」参照
花見川河川争奪(河道逆行争奪)の5つの証拠
上記証拠の一つ一つを記事を改めて詳しく検討していきます。
つづく