8-2-2-②花見川中流目印

8-2 花見川流域の風景

8-2-2 花見川の散歩の目印

② 花見川中流

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【花見川中流】

散歩の目印となる構造物等を上流から下流に向かって、紹介します。

花島橋

花島観音と花島公園の近くに花島橋があります。サイクリング道路は左岸側にあるので、それを利用する散歩者やサイクリストはこの橋を渡って花島観音は花島公園に行きます。歩道橋が併設されています。自動車橋は老朽化していて、橋上では自動車のすれ違いはできません。

花見川大橋

花見川団地方面からさつきが丘団地方面につづく直線道路が花見川を渡る橋梁です。この道路は戦前の軍用軌道(演習線路習志野線)の跡につくられた道路です。

天戸水管橋

千葉県水道局の水管橋で花見川大橋に沿ってその下流部に設置されています。

天戸制水門

水機構が管理する施設で、農業用水を取水するために必要な施設のようです。下流にもう1機長作制水門があります。両方とも魚道はありません。

天戸大橋(御成街道)

御成街道は、徳川家康が1613年(慶長18年)に命じて造られた船橋と東金を結ぶほぼ一直線の往還です。この街道が花見川を渡る現在の橋が天戸大橋です。

犢橋川合流

私は花見川はかつて犢橋川が本流であったと考えています。あるとき、河川の争奪現象により現在の花見川が花島公園の谷津、柏井町の谷津や浄水場の谷津を獲得し、本流に見事昇進したものと考えています。現在の犢橋川の合流部からは、犢橋川がかつての本流であった姿を想像することはできません。

畑川合流

畑川の合流部は見つけるのが難しいほどうらぶれた状況です。もう施設の管理が行われていないようです。

亥鼻橋、歩道橋

歩道橋が併設されているので歩行者は安全に川を渡ることができます。

(つづく)

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長作川合流

うっかりすると見過ごしてしまうような合流部です。

汐留橋

この橋の直下流に長作制水門があり、そこより下流が感潮部となるのでこの橋が汐留橋と呼ばれるものと思われます。

長作制水門

この制水門の下までが感潮部です。海で生まれた生物はこれより上流に遡上できません。この制水門の下でいくつもの魚群が入り乱れて泳ぎ、それをねらったカワウが飽食している様を見かけました。

京葉道路

花見川を横断する高速道路はこの京葉道路と旧河口付近の東関東自動車道の2本です。

浪花川合流

浪花川合流といっても現代では地下管路の出口で、川や水路といった風景上の面影はゼロです。

瑞穂橋

最近架けられた橋で武石方面から花見川区役所方面に行く場合の自動車交通の便が良くなりました。

浪花橋

総武線橋梁

京成千葉線橋梁

新花見川橋

国道14号旧道に架かる橋です。

幕張橋

舟溜まり

この舟溜まりがあるので、かつてここが河口であったことが分かります。

新幕張橋

国道14号の橋梁です。この橋梁位置がかつての海岸線付近です。これより下流は戦後の埋立地に延長された花見川になります。

近々、散歩の目印の写真をマップに表示する予定です。