8-1-2-③イハクビシン

8-1 花見川流域の自然環境

8-1-2 散歩道の動物

③ 哺乳類

イ ハクビシン

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【ハクビシン】

今朝(5:30頃)散歩中に花見川近くの道路を横断するハクビシンを見ました。

写真はとれませんでしたが、印象を表現すると次のようになります。

道路を横断するハクビシンと思われる小動物の印象

ハクビシンと思われる小動物が横断した道路

右手(花見川側)から左手(林)に横断して、道路から林の中に飛び込んでいきました。

実は数か月前の深夜、近くの住宅地で自動車を運転中に、ヘッドライトに照らされた同じ小動物を見かけました。

強く興味をもったので、いろいろ調べて、ハクビシンらしいと検討をつけていました。

今朝見かけた動物の大きさ(全長1mくらいで尾が長い)等の特徴からハクビシンであることはほぼ間違いないと確認できました。

近くの家庭菜園の入り口に、「せっかく作った作物を盗るな」という趣旨の張り紙等がいくつもありますが、その犯人の一部はハクビシンかもしれません。

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早朝の散歩でまたハクビシンを見ました。柏井橋付近にある青い水管橋付近で花見川岸からサイクリング道路を横断して堀割の崖を登って行きました。夜間の活動を終えて近くの林のねぐらにもどるところだと思います。

鼻先から尾の端まで1mくらいで、崖をよじ登る所を下から見ると、丸々太っているように感じました。顔は見ることが出来ませんでしたが、胴と尾は深いグレーに見えました。

ハクビシンのイメージ

ハクビシンは明治時代に毛皮用に中国などから持ち込まれた外来種ですが、外来生物法に基づく特定外来生物には指定されてはいません。日本に生息する唯一のジャコウネコ科の哺乳類です。

このような野生哺乳類を見かけると、なにか得をしたようなプラスの感情が生じます。

これまで見かけたハクビシンとノウサギの位置を地図にプロットしてみました。

ハクビシンとノウサギを見かけた場所

基図はDMデータ(千葉市提供)

これらの哺乳類は花見川水面、堀割斜面の林、台地に広がる市街化調整区域の農地や林地がセットで存在しているから、辛くも生息できていると考えます。