遥か昔、prdaの大穴の外で高度な文明を築いていた民の一人。

【天使長】ラキに仕えていた伝書使。

仮にも神に仕える身だが、非常にマイペースで陽気な性格。ちゃらんぽらんに見られがちだが仕事はちゃんとする。人助けがとにかく好きで、いつも楽園中を忙しなく駆け回っている。

ラキの元で暮らす民は帯電した空間に耐えるため多かれ少なかれ肉体を機械化しているが、彼は脳以外の大半を機械化している。機械化した脚の車輪でどんな土地へも高速で移動し、神託を告げる。

各地を走り回って人々の為に尽くし、民に神託という形で心の安寧を届ける自分を誇りに思っている。

ラフィによる大穴内への侵攻は、「拒否して粛清される方が面倒」という理由で従った。一番最奥への侵攻を命じられ、見事壊滅させた…が、死に際に暴走したアズに不意を打たれ、機械化していなかった頭を潰され死亡した。

…数千年後、一人の少年にその残骸を発見されるのは、また別の話。