創美(ソウビ)
Profile
原型:ロトム♂︎
年齢:17歳(享年) 身長:176cm
出身地:不明
一人称:俺、僕 二人称:君、貴方、お前
性格:ゆうかん/駆けっこが好き
特性:ふゆう
技:ほうでん/シャドーボール/フラッシュ/さわぐ
「帰らないと。顔も名前も忘れてしまったけど…大事な妹なんだ」
「うーわ、本当に馬鹿しかいないな…レディ達、こいつら放っておいて行こう。スマホここからでも立派にエスコートしてみせるよ?」
森の洋館にある日突然現れた記憶喪失の幽霊。
悪ノリが多く荒っぽい面が見え隠れするが、基本的に紳士的で心優しく面倒見の良い兄気質。良くも悪くも年頃の少年らしい。記憶喪失ではあるが博識。特に機械に関する知識は専門家レベルで、コンセント等を介して中に入れば一瞬で動作不良の原因と修理方法を導き出せるほど。
知識欲も旺盛でよくネット経由で様々な資料を漁っているが、何故かある分野の資料だけは閲覧どころか認識すら出来ないようで…?
シンオウ生まれではない事、妹がいた事だけは覚えている。
電気の中にしか存在出来ない特異な幽霊で、普段は有栖のスマホに居着いて外出時のナビや調べ物を代行している。暇なので無断でゲームを入れて遊んでたりもする。
有線接続や電波があれば他の端末や機械に移ることも可能。
正体
「…じゃあどうすればいいんだよ!あいつは死んだ!王国は変わった!全部、全部僕に何も為させないで!もうやるべきことも、今更やりたいことも思いつかない!なのにこれ以上この世に存在して、どうしろっていうんだよ…!!
「“僕”はもうあの塔で死んだ。だからもう復讐とかする理由はないけどさ。…みんなに手を出すというのなら、“俺”は何度でも復讐者になるぞ」
その生前はガラル地方にて古代の災厄ブラックナイトを引き起こし国を混乱に陥れた首謀者、アンブローズ。
ブラックナイトから妹を庇い、心臓を貫かれて死亡した。
その才覚や(直接ではないにしろ)神殺しという人類史上初の大罪を犯した事から、境により霊体として現世に送り出された。
与えられた罰は「記憶喪失」と「思い出さない限り妹とは会えない事」、そして「永遠の時」。
【黒夜】に関するネットニュースを見ていた鉛と彼岸桜に正体を見抜かれたのをトリガーに記憶が戻る。
一時は取り乱して有栖のスマホから逃げ出してしまうが、花珠により連れ戻される。
必死に頑張って生きている妹や友人達の邪魔をしないためにも、妹が大人になるまでは会わない事を決意した。
かつての復讐対象が既に消滅しているのもあり「自分の人生はもう終わったもの」と捉えており対して考え方や性格が変わった訳ではない。
むしろ悲惨すぎる生前と重ねたのか少し仲間(特に有栖や赤衣)への態度が軟化したが、敵に対しての苛烈さは増し傷付けられたらただでは返さない。
また一連の騒動で人型アンドロイドに憑依することで実体を得る術を手に入れた。
戦闘では今までの電撃に加え、炎を変形させての鞭や剣で攻撃するようになった。生前の仲間や因縁の相手、赤衣の戦い方を模倣したもので、元々その場に合わせて臨機応変に対応するタイプなので戦法の型としては無茶苦茶な喧嘩殺法。
交友関係
* 有栖(エンペルト♀︎)
自分を見つけて、名前をくれた女の子。なんでか分からないけど、幸せに大人になってほしい。
「妹に似てる気がするんだ。妹の代わり…って訳じゃないけど、有栖には立派な大人になってほしいんだ!」
* 萵苣(チェリム♂︎)
アプリや画像が多すぎるのでスマホには入りたくない。でもいつも楽しそうでなんだか落ち着く。赤衣のことをしっかり見ててほしい。気付いた時には遅いとか、もう見たくないし。
「騒がしいな、もう!まぁ有栖も楽しそうだしいいんだけど!」
* 赤衣(ヘルガー♂︎)
過去を聞いてから何故か放っておけなくなって、よく勉強を見ている。せめて萵苣に隠し事はしないでほしい。…それで壊れたらおしまいだ。
「なんだろうね、仲間意識?君とは仲良くなれそうって思うんだ」
* 花珠(ライチュウ♀)
彼女にはもう兄がいると分かっているけど、やっぱり妹に重ねてしまう。どうか彼女はこの子みたいに、もういない兄に縛られていませんように。
「素敵なお兄ちゃんがいるんだね。いい子にして仲良くするんだよ」
* 笛吹(フワライド♂)
本当に悪人だとは思ってない。外野が知る過去と事実が全然違う事があるのは、一番よく知っている。そういう奴を自分は知ってる。…多分。
「君…本当に何も無い人を拐っただけなの?どうしてもそうは思えなくて…」
* アルプトラオム(ダークライ♂寄)
従者っぽい態度が癪に触るのか、それとも本能的とか血筋的なアレなのか、死ぬほど気に入らない。いやもう死んでるけど。
「はあぁぁぁ〜!?相容れない?それはこっちの台詞だっての!こっちからも願い下げだお前なんか!!」
* 三郎(エンペルト♂)
居候先。笑顔の裏で自分の保身ばっかな嫌いなタイプ…なのに、何故か好感を持てる。これが人をダメにする男か…。
「…打算ばっかの優しさなのに、なんか落ち着くんだよね。これが天性の人誑しってやつ?」
* 星彦(ジラーチ♂寄)
願い星の神に見放されているので、願い星の天使である彼の姿は認識できない。記憶のロックを解かない限り、彼の姿が見える事はない。
「星の天使様?…ごめん、俺には見えないな。本当にいるの?」