概要
およそ数百年前のシンオウ地方。まだ開拓が進んでおらず、コトブキ村を中心に人々は身を寄せ合って暮らしている。
各地に散らばる村や集落を統べる領主と、その上に神に仕える巫(かんなぎ)一族数名で成り立っている。
かつては領地争いもかなり激しかったが、後述の神威病により現在はそれどころではなくなっている。
用語
神威病
翡翠の地に流行していた呪詛、または疫病。
発症した者は突如肉体が獣と化し、正気を失い暴れ狂ってしまう。当時「鎮め玉」と呼ばれていた薬物を投与する事で症状が収まる場合が多かった。
また、非常に稀だが精神にのみ症状が現れる事があり、この場合は正気に戻らない事が多い。
またこの呪詛が蔓延し出す少し前の時期は、生まれつき身体の一部が獣だったり強い力を持って生まれる子供が非常に多く、場所によっては迫害の対象とされていた。
寿領神威調査団
コトブキ村の領主・リコ(ドダイトス♂)が設立した神威病調査のための組織。(事件解決後はヒスイ地方の開拓組織になる)
各地に出向いて調査や神威病感染者の隔離及び治療を行っていた。
なかなか研究が進まず悩んでいたところに、獣の声を聴く事が出来てなおかつ海外の医療や呪術の知識を有したメリュジーナが現れた事で、事態は急速に進展していく。
【寿領神威調査隊】
まだシンオウがヒスイと呼ばれていた時代、人々を脅かす呪いの真相を解明すべく調査を続ける組織
【ヒスイの人々】
ヒスイ地方に暮らす人々