カントー地方
概要
ジョウト地方と隣接する平地の地方。
他の地方に比べると特筆したものがない言わば田舎。そこそこ発展し、そこそこ栄えている地方。
表向きはとても平和に見えるが、裏社会ではマフィアや犯罪組織が横行している。特に都市部では、警察が日夜警戒しても尚止めきれない抗争や違法な行為が続いている。
実はこの地方だけ管轄している神がいない。
唯一、最初に生まれた生命であるヴェーシが科学者として暮らしているが、彼女は世界の事情に全く興味がない様子。
それどころか、彼女が作り出した生命体の一人がマフィアに力を貸しているのも、ヴェーシは容認している。
そのため他の神々も手が出せず、放置されている。
用語
シトリックファミリー
何年も昔からカントー地方の裏社会を牛耳り、今尚、他の犯罪組織を潰して勢力を拡大し続けているマフィア。
何年も捜査が続けられているが、6年前から状況が膠着し構成員一人も捕まっていない。そのため警察ですらその全貌を掴みきれていない、裏社会で最も危険視されている犯罪組織である。
が、そんな『シトリックファミリー』のボスの座に就いているのはなんと11歳の少年、桃黄。
祖父である先代のあとを継ぎ、6人の幹部と共にマフィアを動かしている。
彼らの目的はただ1つ。
様々な理由で表社会で生きられない、生きたくない人々が集まり、やりたい事をして自分らしく楽しく生きる。
シトリックファミリーのほとんど全員が、何らかの理由からこの世界を嫌っているのだ。
組織犯罪対策課
勢力を増し続けるマフィアに対抗すべく新しく組織された、組織犯罪を専門とした専門チーム。
各地から選ばれた優秀な警察官+国際警察から派遣された警察官で組織されていて、少数精鋭による活動。
…が、任務内容が一刻を争う事が多いからか、それとも別の理由があるのか、一部メンバーの独断行動が非常に多い。何故か上層部ではあまり問題にならず流されているが…。
彼らは今日も市民の平和を守る警察官として、日夜裏社会の勢力に立ち向かっている。