有栖(アリス)
Profile
原型:エンペルト♀︎
年齢:13歳 身長:154cm
出身地:ナギサシティ?
一人称:わたし 二人称:あなた
性格:おだやか/ちょっぴり見栄っ張り
技:ねっとう/れいとうビーム/シャドークロー/メロメロ
特性:げきりゅう
好きなもの:オムライス、お茶の時間、可愛いもの、読書
嫌いなもの:辛いもの、脂っこい食べ物、教団の人達(両親含む)
「事典は好き。わたしの知らないたくさんの事を、言葉で教えてくれる。あといざという時盾にもなる」
「やりたい事とか、ほしい物がない訳ではないけど…そんなちっぽけなことで、神様の手を煩わせちゃいけないから」
三郎が養子として引き取った少女。
感情の変化に乏しく世間知らずだが、度胸はかなりあり好奇心旺盛。そこが廃墟だろうが何だろうがずんずん突き進む胆力の持ち主。が、フリルたっぷりのエプロンドレスやリボン、可愛いスイーツに興味を示す等年相応に少女らしい一面も。
無感情に見えて天然か意図的か分からないボケをする事が多い。(7割くらい確信犯)
世間知らずだが頭の回転は非常に速く、知識を身につけるのも速い。本が好きだが「登場人物の感情や行動が理解出来ない」という理由で物語が苦手。専らの愛読書は漢字辞書と百科事典。
先祖返りで先祖の霊力を引き継いでしまって強力な霊媒体質の持ち主。幽霊も神も精霊も、人外であればほとんど何でもホイホイしてしまう。さらには人柄の良さで人間もホイホイするある意味とんでもないカリスマ性の持ち主。
両親から徹底的に教育されたため、13歳の少女とは思えない戦闘センスを持つ。先祖代々伝わる短刀を常に隠し持っていて、それによる一撃必殺、倒しきれない場合は少女故に小柄で身軽な体を活かしたヒット&アウェイで戦う。
詳細設定
翡翠時代から続くカルト宗教団体【妖龍教】の教祖一族、その一人娘。
生まれながらに強力な霊媒体質を持ち知らない青年の声を聴く事があったが、両親と三人仲良く静かに暮らしていた。
が、実家の祖父が亡くなった知らせが来たその日から全てが狂い始めた。
父は突然あんなに嫌がっていた教祖を継ぎ、有栖は巫女として擁立され、儀式と称して両親が連れてきた生贄を殺す事になり、暗殺術を教え込まれた。それが正しいと言われ続け、止める信者もいなかったため組織から引き離されるまで人を殺す事が罪だとも知らなかった。
ある日、潮騒がその支部を襲撃した現場に居合わせた事から救出された。神々の下で自分のいた境遇を教えられた後に三郎に引き取られ普通の少女の生活を送るようになる。
が、普通の生活になかなか馴染めず、「人を殺した自分が幸せになっていいのか」と思い悩んだ末に家出。その先で自身を襲ってきた笛吹に護衛を頼み、ぶらりとシンオウを巡る旅に出る。
その正体と使命
「あなたは知ってるんでしょ?わたしは、何者なの?」
「わたしの使命も、あなたの野望も、シトナイさんや笛吹の苦しみも…全部もう終わりにしよう。…いや、わたしが終わりにする!」
その正体はグリムを殺すために冥界神に選定された存在。
狂い果て神格を持とうとするメリュジーナと神を生み出し世の理を捻じ曲げかねないグリムを殺さなければならないが、グリムが乗っ取っている生者の肉体を先に殺さなければ冥界側の人間が手出しは出来ない。
そのため、翡翠時代以降の未来に生まれる事が決まっている人間の中で、生まれながらに魂の本来の姿を見抜く目、運命力、メリュジーナに勝ち得る戦闘の才を持つ者が必要だった。
…それが出来る者として選定されたのが、有栖だった。
生まれながらに時を超えてやって来たシトナイが憑いていたが、シトナイはたまに助言や独り言を零すだけで一切姿を見せて干渉せず、メリュジーナを殺す力を付けさせるために有栖に最初から真相を教えることはしなかった。
ペトラによる【妖龍教】突入作戦への協力を要請され、情報提供として過去の事を話すうちに自身の過去の違和感…実家を嫌っていたのに突如豹変した父、不思議な魂が宿っているように見えた【御神体様】に気付き、ついにシトナイの存在に気付いて彼を呼び、全ての真相を聞く。
ペトラ達と共に本部に突入した有栖は両親と再会し、邪魔する母を切り捨て父の中に潜むグリムの魂を看破。
神殺しの権能を持つ創美、笛吹と共に狂い果て神でも妖精でもない化け物へ化したメリュジーナを完全に殺し、シトナイにグリムのとどめを任せて倒壊する【妖龍教】本部から脱出した。
全てが終わった後は正式に三郎の養子に入り、平凡な少女としての生活に戻っていった。
交友関係(宅内)
* 笛吹(フワライド♂)
自分に取り憑く亡霊。心底不思議そうにされるけど、優しい人みたいだし別に怖くない。何か目的があって自分の元に来た事を薄々察している。
「怖い幽霊だって言ってるけど、本当は大切な人のために頑張れる、優しい人だって知ってるよ」
* 赤衣さん(ヘルガー♂︎)
罪の意識を共有出来る仲間。わたしよりずっと強くて優しい人なんだから、謙遜しなくていいのに。
「そんな畏まらなくていいのに…わたしはお友達になりたいな」
* 萵苣君(チェリム♂︎)
「普通の女の子になりたい」という願いを真剣に聞いて、手伝ってくれる優しい人。教えてもらったシニヨンヘアはお気に入り。
「おしゃれも萵苣君の作る服も好き。わたしも萵苣君みたいに可愛くなりたいな」
* 星彦君(ジラーチ♂︎寄)
わざわざ様子見に来てくれた天使様。いつも厳しいけど、自分達の事を心配してのことだと分かってる。
「いつもツンツンしてるけど…わたしたちのこと、心配してくれてるんだね」
* 花珠ちゃん(ライチュウ♀︎)
初めて出会った年の近い女の子。彼女がよく話す【お兄さん】も、見えないだけでちゃんといるんだろうなと薄々気付いている。
「素敵なお兄ちゃんだね。わたしは兄弟がいないから、うらやましいな」
* 創美(ロトム♂寄)
廃墟で出会った不思議な幽霊さん。苦手な機械のことを教えてくれるしとても頭が良くて頼れるお兄さん。
「とっても頭が良くてしっかり者でお兄ちゃんみたい。…ちょっと厳しいけど」
* アルさん/アルプトラオム(ダークライ♂寄)
紳士的でいつも自分や周りを心配してくれる人。怖い神様らしいけど優しい人なのは知ってるから気にしてない。
「わたしのことを心配してくれる優しい人。でも創美とケンカばかりしちゃダメだよ」
* 三郎さん(エンペルト♂)
自分を引き取ってくれた養父。優しく見守ってくれる安心する人。いつかお父さんって呼べたらいいな。
「お父さん…って感じじゃないけど、頼りにしてる、わたしの大好きな家族だよ」
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????(?????♂︎)
笛吹よりも、お父さんお母さんよりも先に、ずっと一緒にいてくれたひと。導いてくれる声。
「わたしに出来ることなら、いくらでも力を貸すよ。そのために来たんでしょ?」
交友関係(宅外)
⚐♡しどりさん宅 ウォエル君(♂)
初めて出会った、同年代の男の子。誰にでも優しくてかっこよくて、とても頑張り屋な人。まだ本当のことは言えないけど、ずっと仲良しでいたい。
「身分のこととか団長の立場とか、難しいことはよく分からないけど…いつも頑張ってて、すごいと思うよ」