「はーい皆ちゅうもーく、【色欲】のアズ君、ただいま参上！」

「今生の僕は一味違うよ？なんせバリバリに格闘出来ちゃうタイプなんだよね〜！マーモやルフェには及ばないけど、いっちょ張り切ってやっちゃうよー！」

真名を【色欲の悪魔】 アズ。

人々を色に狂わせ堕落に誘う悪魔。永遠の快楽には相手と人間からの愛が必要。それには人を魅了する美貌が必要。

真の愛と最高にして永遠の快楽のため、他者の血を吸い咲き誇る悪の華、それこそが彼である。

が、自分の欲求を満たすのは今までの生で満足してしまったのと、今生は良い育ちに生まれたため比較的大人しめ。(それでも人並み程度に遊びまくっているのには変わりないが)

古くからパルデアに存在する薬師の家の唯一の跡取りにして、近隣の村では唯一と言ってもいい子供。それに加えて確かな頭脳と類まれな美貌を生まれ持った彼は、それはそれは蝶よ花よと愛されに愛されて育てられた。

３年前に重い病に罹り、山中の集落故に医者にもかかれず生死の境を彷徨った。両親が一族の知識を総動員しスパイスをありったけ使って作った薬を飲み続けやっと完治したが、生死の境を彷徨ったショックで【色欲の悪魔】としての記憶が覚醒してしまう。

しかしそれまでの16年間周囲から惜しみなく注がれた愛情が、【色欲の悪魔】である彼に「ここまで愛してくれた両親や村の人のために今生は真っ当に、立派に生きてみよう」と決意させた。

病からこれまた過保護になった家族や村人と平穏に暮らしだいぶ身体も回復したある日のこと、村にスパイスを求めてパエリア達がやってきた。

スパイスを料理に使った健康料理を売りにした店を開くというパエリアの夢に興味を持ったオルチャータは家族を説得、「薬師としての箔をつけるため聖フルータス学園に入学したい、そのために先輩である彼らから教えを乞う」という理由で村を飛び出しパエリア達に同行した。

＊パエリア君（ラウドボーン♂）

“昔”からのマブダチ。あの食べる専門の彼がまさか飲食店を開こうとしてるなんて驚いた。

「パエリア君の作る飯、美味しいもんね！愛想悪いのはこう…職人感あっていいんじゃない？」

＊マフィン君（パーモット♂）

可愛くて小柄なのに力もちゃんとあって、ちょっと羨ましい。彼ならパエリアのことも大事にしてくれるだろうし、安心。

「いや〜毎日毎晩新鮮なイチャイチャ、ご馳走様ってね！…ちょ、殴らないで！？邪魔しないってば！」

＊リンド君（グレンアルマ♂）

正直今まで転生してるところを見たことなかったのが疑問。体が結晶化してるとか寝る時痛そう。

「家族のためなら頑張れるっていうの？これだけ愛されてる弟君、すっごく幸せ者だと思うよ」

＊トルティちゃん（ハカドッグ♀）

可愛い後輩。一見対局の人種だけど主に恋バナで意外と気が合うし、何より時々出てくる辛口コメントが面白い。

「ひゅー！トルティちゃんマジ辛口！そういう強かなとこだーい好き♪」

＊アラサルちゃん（イルカマン♀）

可愛い後輩。オシャレ好き同士めちゃくちゃ話があうのでよく女子トークしてる。最近許婚が出来たらしいのでちょっと詳しく聞きたい。

「んふふ、これはいいラブの気配！アラサルちゃんもっと婚約者さんとの話聞かせてよ！」

＊クォーツちゃん（オリーヴァ♀）

同級生で“昔”からの憧れの人。綺麗でかっこいい女の子。無邪気ではなくなっちゃったけど、昔から優しい子で憧れ。

「ラピス君の補佐も大変だろうに、アラサルちゃん達の面倒見てくれてありがと！クォーツちゃんはやっぱり優しいね！」

【募集枠：友達◯　血縁✖️　恋人〆】

♡にじのさん宅ナギちゃん／ナギちゃん

初めて一目惚れした、世界で一番綺麗だと思った女の子。どんな運命に抗ってでも生かして、一緒に夢を叶えてみせる。死んでも手を離してなるものか。

「ナギちゃん、今日はどこに行こうか！一緒ならどこでも楽しいし、僕がどこへでもお供するからね！」「ホントに悪魔になっても、世界の理を変えてでも生かしてみせる。絶対絶対ぜーったい、離さないからね」