「何かを与えられた事はあるさ｡でも､欲しいものを手に入れた事はなかった」

「ただ愛されたいだけなのに！なんで､俺はダメなんだよ！！」

ヴェーシの研究所で作られた金属生命体で､最強の人造人間を生み出す実験の失敗作｡

失敗作故に､生まれてすぐにヴェーシは他の研究に移り､同じく失敗作であったヌル(ﾒﾀﾓﾝ♂寄り)に育てられる｡

が､ヘパイトスはヴェーシに見捨てられたトラウマから「愛される」事を極端に強く望んだ｡ヌルからは様々な知識を教えられたものの､愛情は感じ取れなかったために研究所を飛び出し､以来何百年にも及んで色んな場所を彷徨った｡

ある時､偶然路地裏で男女の性交渉を見かける｡それを見たヘパイトスは「ああすれば自分も愛されるのでは」と思い込み､以来強姦魔となり誰彼構わず誘惑し襲い始めた｡(鋼タイプばかりなのは､彼らの体液に含まれる金属の成分でエネルギー補給にもなるため)

怪我を負って警察から逃げている最中に柚子と出くわし､彼に助けられる形でマフィアに接触｡桃黄に気に入られマフィアに匿われる形で入った｡

ちなみにマフィアに入ってからは強姦魔まがいの行為はしなくなった｡

もしかしたら､マフィアの仲間と過ごすうちに求めていたものを見つけたのかもしれない｡