エペタム

Profile

原型:ヒスイゾロアーク

年齢:20 身長:164cm

出身地:ヒスイ地方キッサキ村

一人称:俺(私) 二人称:お前、貴方

性格:れいせい/好奇心が強い

技:うらみつらみ/あくのはどう/はかいこうせん/かえんほうしゃ

「おやスルク、随分と熱心に鍛錬してますね。…ところでもう何時間やってます?ちゃんと休みなさい、ほら早く」

「獣風情が、なんて聞いてやるものですか!正真正銘俺は人間です!」

エイチ湖の知恵の神に仕える巫(かんなぎ)一族の長男。

常に一歩引いて周りをよく見ている冷静な性格。ミステリアスに思われがちだが、面白い事が好きでノリも良いため取っ付きにくさはない。生粋の兄気質で面倒見も良く、おまけに文武両道で礼儀正しいと絵に描いたような優等生だが過去のせいで褒められ慣れていない。

読書が好きで種類問わず様々な本を読み漁っている。眼鏡は良すぎる視力の抑制用なので戦闘時は外している。

生まれつき獣の耳と何をしても死なない身体、人間離れした五感を持ち、物心ついた頃には座敷牢で疎まれる生活をしていた。その上自身を半殺しにした使用人が軒並み怪死するなど不可解な事件が起こり、「深奥様に愛された存在なのでは」と恐れられそのうち離れで軟禁されるように。その軟禁生活にも飽き、弟のホロケウと嫁のスルクに家を任せて飛び出してきた。

その後は素性を隠して寿村を訪れ警備隊に入隊したが、義妹のスルクから弟が【神威病】に罹り自害した事を知り調査隊に移籍した。

元警備隊なだけあり戦闘技術は折り紙付。斬りつけたところが氷のように結晶化する呪詛を刀に付与して戦う。大元は負の感情を変換したエネルギーなので出力は感情に左右されがちだが、エペタムはほぼ完璧に制御している様子。

詳細設定

その正体は冥界神・境により生み出された眷属。

時空の乱れにより天冠山の頂上に神域の穴が開き神の力が漏れ出ることで、環境が神代へ巻き戻されていることに気付いた境。そのせいで冥界の死者の数も狂っており、事態の解決をするための目として、現世と冥界を繋ぐ楔として生み出され、地上へ送り出された。

獣の耳と不死の力は彼直属の眷属である故の加護であり、幼少期の自身を半殺しにした使用人が怪死した事件も境が彼を死なせないために起こした。

調査隊を追放され、天冠山でシトナイとメリュジーナの背中を守るべく死闘を繰り広げて何度も殺された事でその力が覚醒。完全な冥界の眷属と化し、暴走する時雨と狭間に対して境を呼び出し力を借りた。

その後シナウとシトナイの話を聞き、送りの泉で境と謁見。本格的に冥界神の眷属として散らばってしまった魂の回収を任され、一度追放されたこともあり村に居辛いスルクを連れて各地を巡るようになる。

全てが変わったのは、スルクが自殺してからだった。

メリュジーナの言動からスルクが急に自殺するまで心を壊した原因が彼女だと気付いてしまい、距離を取るように各地を巡り冥界の渡守としての任務に邁進するようになった。

ある時グリムのせいで傷を負ったルノーを引き取り、その時点で薄々嫌な予感を感じていたものの、とうとうグリムがシトナイを殺害した事、オウナからグリムが【神威病】から神を生み出そうとしている事、そのため神に近い身であるメリュジーナを攫った事を知らされる。

さらに冥界に現れたシトナイはグリムへの怒りで狂い果てており、時雨の力を借りて境から聞いた「切り札」が生まれる時代へ時を超えて飛んでしまった。

スルクやホロケウもグリムを倒すべく未来へ転生し、オウナも「切り札」が現れる時代まで待つとグリムを倒す策を練る中、メリュジーナ同様神の眷属であり唯一生存しているエペタムはそこに加わる事は出来ず、泣く泣くヒスイ地方から遠く離れたカントー地方へ逃亡することとなった。

交友関係(宅内)

 メリュジーナ(Hダイケンキ♀)

自分と同じ獣の身体特徴を持つ、神の眷属。お人好しだけど、呑気すぎて心配。

「獣の声を聴く娘とか大層な言われようだからどんな娘かと思ったら…ただのお人好しじゃないですか」

シトナイ(イダイトウ♂)

調査隊として関わるうちに仲良くなった。不思議と気が合う親友同士。早く正気に戻ってほしい、友達だから。

「そんな動けるのにただの漁師?嘘でしょ、面白すぎません?」「…必ず奴を止めましょう。そしたら…また、お喋りしてくれますか」

シナウ(Hウインディ♂︎)

巫一族の人間だけど頭が固くないので話しやすい相手。一緒にいると笑わなくなった義妹が楽しそうなので仲良くしてほしい。

「元気なのはいい事です、見ていて面白いですし。あ、巻き込まないでくださいね」

ラプシヌ(Hウォーグル♂)

将来有望な商人。珍しい目で見られるけど全然気にならない。悪意がないからですかね?

 「お兄さんが性格悪いとか言いますけど貴方も大概ですからね。その商人脳どうにかしてください」

スルク(Hドレディア♀)

可愛い可愛い義妹。笑顔が可愛い子だったのに、自分が離れている間に辛い目に合わせてしまった。守らないと。

「…あまり根を詰めすぎないように。ホロケウが血相変えて心配するでしょうから」

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ホロケウ(親分Hゾロアーク♂︎)

最初に自分を人間として見つけてくれた弟。自分に人間としての在り方を、生きるための全てを教えてくれた唯一の存在。…あの日自分が家を出ていかなければ、生きていたんだろうか。

「…貴方のおかげで、俺は生きているんです。大丈夫、スルクは絶対守ります」

交友関係(宅)

 * 邪鬼さん宅ダザイさん/ダザイ様

落とし物を拾ったのがきっかけで偶然出会った作家様。あの日読ませてもらった未完の原稿が今まで一番面白い話。完成するのをいつまでも待つ所存。

「今まで作家名を聞いた事がないのが不思議なくらい素敵な物語を書くお方で…!続きを拝見出来る日を楽しみにしてます!」

イラスト

エピソード

※うちよそ

エペタムと推し作家さんの話。