寿村警備隊・四番隊の隊員。エペタム、トーコロとは同期で親友。

いつも上から目線で気まぐれ、それでいて喧嘩っ早く気が強い性格。一見荒くれ者に見えるが、根はしっかり者で冷静な常識人であり、世間知らずなエペタムや少々強引なトーコロの手綱を握っている。

トーコロとは同じ集落に暮らす幼馴染で、地元での肩身が狭かった彼女に寿村への移住と警備隊入隊を提案した張本人。非常に勘が鋭く、彼が特異な出自である事に真っ先に気付いていた。

エペタムが獣の耳がある姿を晒した際は彼の育った環境を察しつつも変わらず親友として接し続け、追放された際もトーコロと共に危機へ駆けつけた。

警備隊では救助、警備の要を担う隊であるため、巡回や救助時の陽動を担当する隊のエペタムとは現場が被る事が多い。電光石火の速度で最前線まで飛び出し、鉤爪で敵を切り裂く切り込み隊長。

一連の事件が終わって以降も警備隊に所属していたが、「もっと新しい世界を見たい」とトーコロと共にガラル地方へ旅立っていった。