「こんな所で朽ち果てるなんて寂しいよ｡君がなんと言おうと､”わたし”は君を連れ出す｡…彼を悲しませたくないしね」

「引いた方がいいよ、夫婦を引き裂いた人はロクな最期にならないんだから。…あぁそっか、貴方達とは初対面だっけ。

…わたしは有栖。冥界神が選定した神殺し。今は、ちょっと腕に自信があるだけの学者だけどね」

本名は有栖(アリス)。シンオウ地方にてヒスイ時代から暗躍してきた怨霊グリムと人工の神メリュジーナを討ち滅ぼした怪異殺しの少女…の、未来の姿。

ラピスが起動したタイムマシンの余波か、5年後の未来からパルデア地方に突然飛ばされてしまった。が、「まぁいずれ迎えが来るだろう」とマイペースに過去の世界を謳歌している様子。

考古学者としてグリムの手で改竄されたヒスイの歴史を紐解きつつ、当時の民話を描く絵本作家としても活動している。一人でフィールドワークのため遠方に出かけることも多く、自衛のために旅をするときは偽名として笛吹の名を借り、男装するようになった。元々オシャレは好きなのでこれはこれで楽しんでいる。

13歳当時は持っていた霊視能力は年々失われ、今では相棒であるオウナの姿も気配も肉眼では分からなくなっている。が、傍にいるのは確信しておりポルターガイストを使った筆談で見えないなりにコミュニケーションを取っている。(今回は元の時代に置いて来てしまったようだが)

持っている笛は生前のオウナが持っていた【神凪の笛】。普段は彼のような洗脳能力はないただの笛だが込められた神の加護は健在であり、特定の旋律を奏でることで神域の扉を開く力が秘められている。

キタカミの里でも持ち前の直感で現世と異界の一番近い場所を割り出し、神域の扉を無理やり割り込ませて空間をこじ開け、三英雄に攫われることなく異界に侵入した。

＊パエリア君（ラウドボーン♂）

仲の良い友達。思考回路は理解できないし理解したくもないけど、根は優しい子なのは知ってる。

「…あんまり人食べるって言わない方がいいよ。誰もが認める美味しいものが作りたいなら、まず人間の味覚も理解しないと」

＊マフィン君（パーモット♂）

異界で出会ったパエリア君の恋人。話に聞いてたより気が強いというか当たりが強い人だった。恋バナしたくてソワソワしてる。

「本当にパエリア君のこと好きなんだね。ちょっと今度お茶会しない？好きなところいっぱい聞きたい」

＊オルチャータ君（エクスレッグ♂）

異界で出会ったパエリア君のお友達。男の子だけどオシャレや化粧の話で盛り上がれて楽しい。目を離したら消えていそうで、ちょっと怖いけど。

「オシャレでキラキラした美人だけど…なんだか危なっかしい。パエリア君、ちゃんと見ててあげてね」

＊ エペタムさん（ゾロアーク♂）

唯一見える幽霊さん。【妖龍教】の一件以降顔を合わせなかったのはこういう事だったのかとなんとなく察した。

「うん、わたしは大丈夫。エペタムさんも無理しないでね。子々孫々社畜なのかって、赤衣さん呆れてたよ」

＊  アムリタちゃん（オーガポン♀）

異界で出会った可愛い女の子。小さくて可愛いのにお姉ちゃんみたいで不思議な気分。

「アムリタちゃん、絵好きなんだね。わたし、一応絵本作家なのに絵は苦手だから…今度挿絵描いてくれる？」

【募集枠：友達◯　血縁✖️　恋人✖️】

♡しどりさん宅 慧琉斗君／エル君

大好きな伴侶。強くてカッコよくて、ずっと大好きで憧れの人。今回は思ったより心配をかけてしまったようでちょっと申し訳ない。

「ご、ごめんね。まさかあんな難航するとは思わなくて…ありがとう、心配してくれて」