「【強欲の悪魔】マーモ！ボクから奪おうだなんて絶っっっ対許さないよ！」

「欲深くて何が悪い！人を助けろなんて、こちとらそんな余裕はないんだよ！綺麗事抜かす暇があるなら手っ取り早く助けてよ！！」

真名を【強欲の悪魔】 マーモ。

何を手に入れても飢え続け、欲しいものを手に入れるためならどんな事でもしてみせる欲深き悪魔。その欲はこの世の全てを手に入れても尚止まらない。

特に金銭や富に関する執着心が強く、今生は貧しい生まれだった故にその傾向も強い。

物心ついた頃から両親も財産も家も何も持っておらず、パエリアと共に貧しい暮らしをしてきた孤児。

【強欲の悪魔】であったが故に人より飢えを感じやすいマフィンにとってそんな生活は想像を絶する苦痛だった。

が、それを理解していたパエリアに食事だけは優先的に分けてもらっていたため、食欲面での飢えは比較的収まっていた。いつか二人で成り上がって行こうと信じていたある日のことだった。

マフィンにあげていた分を人間の屍肉や負の感情で埋めていたパエリアが、それにより身体を壊して倒れた。

必死に助けを呼んだマフィンは偶然通りかかったサングリアに保護され、パエリア共々孤児院に移り住むことになる。

が、ずっとパエリアに守られていた事を痛感し「彼に並び立つだけではダメだ」「今度はボクが守れるくらい強く賢くならないと」と、決死の覚悟で勉強と鍛錬を開始。パエリアと共に聖フルータス学園を首席卒業するほどに成長した。

＊パエリア（ラウドボーン♂）

大事な恋人で家族で相棒。彼のためなら何でも頑張れる。隣に並び立つ程度じゃ足りない、完璧に守れるくらいに強くならないと。

「…大丈夫。君が何も苦しまず、何も憂いなくご飯が食べられるように、ボクが絶対守るから」

＊リンド（グレンアルマ♂）

年上だけど基本何に対しても我関せずのスタイルだからあんまり頼りにはしてない。でも強いのは事実だし、せめて必要な時だけやってくれればいい。

「頭良くて気配りも上手だけど、如何せんやる気のムラがすごいからなぁ…強いんだけど…」

＊オルチャータ（エクスレッグ♂）

まさかこいつが頭脳枠に収まるとは思ってなかった。パエリアとの仲を応援してくれるのは嬉しいけど茶々を入れられるのは気に入らない。

「“昔”はパエリアと同じくらい何をしでかすか分からない危険人物(ヤツ)だったのに、だいぶ丸くなったね」

＊トルティ（ハカドッグ♀）

ここまで燃費が悪いと大変だろうなと思って気を遣ってる。アラサルもいるし、この子ならパエリアの二の舞にはならないだろうな。

「生気食べさせてあげられるかは分からないけど、お腹空いたら無理せず言いなよ？我慢して倒れたら元も子もないからね？」

＊アラサル（イルカマン♀）

実は“昔”はビジネスパートナーとして一緒に行動することが多かった。金銭への執着薄めな他の面々に比べてお金の話が通じるので相談しやすい。

「金と権力って切っても切れないからねー、あっちは金銭の管理を頼める相談役が出来る、こっちは権力者御用達の相談役として金も権力も保証されるってワケ。Win-Winってやつ？」

【募集枠：友達◯　血縁✖️　恋人×】