「け、【謙譲】の天使、ミゲル…い、いや天使だなんて烏滸がましいけど…」

「わ、私は何もしてないよ？レクト君がやるって言うから、私はその分シルバー君を守ってあげたくて…ね、なんで！？私は、味方したのに…！あなたに尽くしたのに…！」

真名を【謙譲】の天使ミゲル。対の【傲慢】の悪魔が是が非でも他者の上に立とうとする者ならば、彼女は他者の下に立ち周囲を支え上へ上へと押し上げる者。例え自己犠牲と呼ばれようと、誰かを支えることが出来た、その事実こそが最も喜ばしいのだ。

故に彼女は、一人ではどこにも動けない。他者を支えるという事は、上に立つ誰かがいなければ意味がないのだから。

レクト共々シルバーのいじめを首謀していた共犯。

レクト同様サポートが得意…を通り越して、助ける対象が身近にいなければ自分を保てない性格。そのため学校でも嫌なことはすすんで引き受けたり、生徒会にも入ってみたりと必死に周囲の力になろうとしていたが、それでは到底耐えられなかった。

そんなある日、レクトからシルバーをスケープゴートにした自作自演の話を持ちかけられ、いけないと思いつつも乗ってしまった。後輩には指示せず、ひたすらにシルバーが長持ちするように彼を支える役割に徹した。

＊ラピス君(ウェーニバル♂)

「え、ええと…私も、できることは手伝うからそんな、カリカリしないで…」

＊クォーツちゃん(オリーヴァ♀)

「ほ、本当に？私、ちゃんとやれてるかなぁ…？」

＊レクト(バウッツェル♂)

「レクトは、私のこと引っ張ってくれるから…頼りにしてるよ？」「…そう、だね。協力しないとね」
＊トライド君(ソウブレイズ♂)

「こんなに強くて立派な子、私なんかの力がなくても大丈夫なんだろうなぁ…」

＊シルバー君(ブロロローム♂)

「大丈夫、私が助けてあげるからね。何でも言ってね？」「私は悪くない、だって言い出したのはレクト君だし…」

【募集枠：友達◯　血縁△(要相談)　恋人△(要相談)】