寿村にある食堂の女将。

温厚で誰にでも優しい美人。からかい好きでおちゃめな面もあり、村の男達からもモテモテだが全部のらりくらりと躱している様子。

得意料理はイモモチで、食堂の看板料理にもなっている。トネリカは家ぐるみで仲が良かった幼馴染らしい。

正体は群青之海岸の忍びの一家。

幼い頃から両親と共にトネリカの家に仕えており、歳が近かったために主従でありながら親友のように仲が良く、故郷が滅んでからもずっと彼の側で支え続けていた。

トネリカが平和な村を作り上げたのをきっかけに忍は引退し食堂に専念していたが、メリュジーナが現れたのをきっかけに食堂の女将として彼女達に近付き、見極めていた。

戦闘時は短剣や暗器を使い、影に紛れて戦う。

深奥神殿の前で初めて正体を明かした上で立ちはだかり、メリュジーナを先に行かせたエペタムと対峙した。冥界神の眷属として覚醒したエペタムに敗北したものの、意志を折るために拷問じみた戦い方をした為か彼からは避けられている様子。

やがて調査隊の役目が無くなった頃に食堂を畳み、トネリカと共に故郷の再興のため周辺に新しく出来た集落に移り住んだ。