魔術協会の義肢装具士にして、王立騎士団ナックル支部の長を努める騎士。

クールな顔に見合わずマイペースで緩い性格。事勿れ主義で細かい事は気にしない。が、頭の回転が速く指揮能力は騎士団の中でも随一のため部下からは信頼されている。

魔術協会の一員でもあるため古き良き格式を重んじる騎士らしくなく、「効率が良いから」と最新鋭の訓練装置や防衛設備をすすんで取り入れる革新派。

普段は支部の運営を部下に任せ、助手と共にエンジンシティの義肢工房を切り盛りしている。

性能も見栄えも兼ね備えた機械義肢を作る事で有名で、「弱い人も皆平等に生きられる国にしたい」と謳い身体的なハンデを背負う人々の社会進出を促した功績の持ち主。その目的のため「どっちか入れればいいや」と騎士団と魔術協会両方の試験を受けたところ、どっちも首席で受かってしまった鬼才。

そしてずるずるとどっちも続けている。化け物すぎてあのウィザードですら妬む気がしない相手。

乗っているメカや街城壁に仕込んだ砲台での援護射撃がメイン。いざという時に備えて、普段の防衛には無駄な労力を割かない主義。