Fleneuce lususo

Ban missen tonir l'es birleen alefis io


Flen jui ve es elmece's ex bekarlen me

la l' es da d'nefkante, nefpenxeneu alte

Nefpenxeno's flen vaxirln hartana'c fanme.


Hartan da p'elm fai niukirnass vefistjeu ja,

Alfal alorrzelk l'uteu cardze lkarfes da.

Lartins cienjeu zel da soscesto hortxert a.


Lkurvelsnojer'i ret me jel niv la aptum me,

nertnir'l fqa tastleus taser'd larf me kondlap e.

Niss es vadamirl lapen indoner.


Fyrnajteneu als latas ex ilyr larple.

Euci'd chakuss alxt fhaot vejt fhajip lirj me,

Jol niss da pusnist la elmo'i fua underce.


Pascafta, cardzeins nateu elmo faus zel da.

Faus hartanins lax ve g'is snilt dinen euna,

Hartan dekut ny l' l' da pest tysneno'i ci'it me,


"tastersti d'lartass, d'ales, fanklaver fanme

arcies shrlo melx mi'd viojakh l'es la jurfheija

mi fuaj biu jol wioll da faller la als pesta!"

我々の神、恵みのアレフィスにおいて


単なる紛争とは常々酷く無慈悲であり

それは無意味でもあり、無意義である

無意義がハルタンを巻き込んだのであった


ハルタンはヴェフィサイトの決まり※1に従って戦った

しかし、公然たる全地の敵であるサージェは叫んだ

彼女の部下はホートシェートを折り続けた※2のだ


名乗る※3者を殺し、名誉を認めず、

関係ない者を殺し、ドルムを作った

彼らは恥ずべきただの野盗であった


轟く腕は正道に属した※4

彼女の仲間たちは腕を掲げ

彼らは争いをただ平和のために止めようとした※5


しかし、サージェの手下は未だに戦いを続けていた

ハルタン達は段々と疲れて、力が鈍っていった

ハルタンは彼女が打ち倒される前に次のように言った


「民と皇帝、唯一のもの※6を欺く者よ

良く聞け、我が妹ユフィアこそが

必ずや我の敵を取るだろう」

Panqate xfa'i keples

※1 ヴェフィサイトとしての心得、規範を書いた水家主武士心得を指すと思われる。しかし、この時代には編纂されていないためにここで出てくるのはアリテの誤謬であると思われる。この時代のヴェフィサイトの規範は不文律だった。

※2 「約束、規則、ルールを破る」の意、ヴェフィサイトの規範に従わずに戦ったという意図である。

※3 ここでの名乗りは日本の武将の一騎打ちの名乗り(「やあやあ我こそは……」)ではなく、討った敵の首を掲げて身分・家系・先祖の戦績などを名乗るフューナイテン・ラタス(詳しくは理日latasを参照)という行為である。

※4 フューナイテン・ラタスを(ヴェフィサイトの規範通りに)行ったのはハルタン(正道)側だったという意味である。

※5 フューナイテン・ラタスは休戦の印でもあったため、これをルールに従って行う場合はこれ以上の無駄な死を抑制するという意図があった。

※6 "fanklaver"「唯一者」はここでは唯一神であるアレフィスを指している。