Linaest kinfitel

Ban missen tonir l'es birleen alefis io


Linaeste'd lena estj sniejuson lkurf.

"Misseu kinon kinfit melx cene niv kinfit

loler mors pelx misseu gentuan tuano jol de."


"Lys, farfelel leus kinfit melx jol is la lex.

Pa, liexyti's lex kin dieniep'i furnkie melx,

Cene dirs jol kinfit de lu vatimelj"


Lenastan senoston lkurf ny la lex liaxa.

"Miss vaxelf denepe'd dieniepe'c qatva'i melx,

Cene kinfit andqa pan selsta ledyd leus."


Et'd lena senoston lkurf ny la lex liaxa.

"Pan'd liext leus kin anpan melx jol kinfit le lolerrgerl."

Siss m'anfi'erlen, es pesten fal kinfitel.


Liaxa lenastanss lazzija xalnem lyme.

Mal, deliu kvitlearna lyme edixa.

Mag siss m'eski fi'anx, marla'l xel fua kantio.


Pa, Marlerss niv tuan fai snietijecenaschel.

Ny vilartiust'i es mole niv fua lasyk.

La lex veles la sties "linaest kinfitel".

我々の神、恵みのアレフィスにおいて


リナエスト人の聖学者が集まって話し合っている。

「我々は指折りで数えると多くのものが数えられないが、

(だからといって、数を覚えた)記憶は忘れる」


「然り、普通の方法ではそのようになるでしょう。

しかし、指で表す数字を変えれば、

更に多くの数が数えられます。」


それを聞いて学者は次のように言った。

「桁の数のそれぞれに二を掛けていけば

片手で三十一を数えられる。」


他の学者が聞いて次のように言った。

「一つの指で十通り表せればより多くのものを数えられるだろう。」

彼ら(学者たち)は努力して、(その)数え方を習得した。


学者たちは素晴らしいものを発明したと思い、

これを(人々に)啓蒙しなければならないと思った。

このために、彼らは会堂を出て、街へと向かった。


しかし、町民たちはその度が過ぎた難しい数え方を覚えることはなかった。

簡単にするために慣れない方法をするべきでない。

これを「リナエストの指折り」という。