La lidyst

Ban missen tonir l'es birleen alefis io


Edioll pohame io xelun nistadosiek

mol mal lúartaón veles tonir'c xelo.

Sneiet kafi'a ler snardze xelo moler.


"Miss es cossa'd la tonir'd fey l'es lena.

Coélun la larta l'es selun m'es tonir'd

selun at, shrlo veles stieso ny la lex ti"


La lex m'es, la lena lekhnaxait mels la ferlk.

Nistadosiek tydiest fal mele'd fi'anxa.

Itiol la xarzni'ar icve la lex'd lkurfo.


Si es wenlenpexerl'i mal tansteson lkurf.

"Tonirsti, mi slaxers lekhnaxaito yrt da.

mi ta mal mi en mal mi es mal mi mol jol."


"Mal, miss'd selun is harmie?" Sisin lujyson lkurf.

Xarzni'ar's flanisa'i xifandiuón lkurf fgir.

"tvarcarer'c alefis tajvelsenon celes?"


La xarzni'ar celes la stidisn dysnesn'i.

Sisinestana'd la lidesn'i angvirlon,

"La co'd ferlk es Tarf.lech, lúarta lech" lkurf.

我々の神、恵みのアレフィスにおいて


ポハメに貧しい夫婦がおり

神が祝ってその人間の姿を見られた

強い光によって神を見ることも出来なかった


「我※1は汝等の神の窓口であるレナである

汝の子である子どもは神の

子どもでもあるから、次のように呼ばれなさい」


そうしてレナは名前について導いた※2

夫婦はすぐに近くのフィアンシャへ向った

年老いたシャーツニアーは先程の神の言葉を受け取った


彼女はウェンレンペシェール※3をして、神に感謝して言った。

「主よ、私はあなたの導きに感謝します。

私は立ち、入り、行い、在るでしょう※4


「それで我々の子には何が起こるのでしょう」 妻の方が恐ろしがって言う

シャーツニアーはフラニザを振って次のように言う

「アレフィスを信じる者に荒廃は訪れるでしょうか」


シャーツニアーは手を清め

妻の方の腹をさすり

「あなたの名前はターフ・レチ、祝福されたレチ」と言った

La stujulil

※1 複数による敬称はリパラオネ語族には存在しない。恐らく神と神に接続している神族を個体として捉えている理論上の問題でそれを複数にまとめて呼んでいるだけで、ここは神自体・神全体を指すと見做すべきである。

※2 その子供の名前についてレナ(<アレフィス)が決めて、そうなるように誘導したという意味。ところで、lekhnaxaitはユーゴック語由来だが、そもそも現存するスキュリオーティエ叙事詩はエスポーノによる批判校訂版ユナ語訳であるので問題はない。

※3 古典ラネーメ語に由来する(とされている)神を賛美する呪文"wen len pex"を行うこと(-erl)、本来-oを使うべきところであるが古い言葉遣いに基づいて混同している。wen len pexが何を意味するかは不明。

※4 「神に従ってなすべきことをなすだろう」という言明。神の導きに感謝し、導きに従って、自分の全ての行動を確信して行うということを言っていると思われる。