カンティレーション

叙事詩に節回しをつけて詠唱することをスキュリオーティエ叙事詩ではカンティレーション(Cantillation)と呼ぶ。

概要

古来からスキュリオーティエ叙事詩を唱和することは教養を持つ者にとってのたしなみの一つとして発達してきたが、ここで単なる文字と音で詩を記憶するということはスキュリオーティエ叙事詩の大きさより難しいものであった。カンティレーションはそんななか民間のうちで発達した。カンティレーションは末端フィアンシャでのスキュリオーティエ叙事詩の読み合わせ時に詩に独特の調子や抑揚をつけることによって記憶を助ける役目をしていた。これは元々教養的でない末端層においてフィアンシャが事前的に行っていた叙事詩読み合わせであったためにカンティレーションはあまり教養的であるとは思われていなかった。例とすると√2を「ひとよひとよにひとみごろ」と覚えるようなもので、数値は"1.41421356"であるのだがそれでは覚えにくいので語呂合わせを付けて覚えたようにスキュリオーティエ叙事詩ではカンティレーションを付け加えたのである。これがそれぞれフィアンシャごとに派閥を作って、時が流れるにつれて正しい節回しやカンティレーションを教養的な芸術として見る向きがクレオスやデーノ、ラネーメで興った。ヴィデュン派フォン・フィアンシャやハフェール・フォン・フィアンシャなどでカンティレーションは強く発達し、現在のようなシステムが出来上がった。

東方詠唱

グレオス(Greos)式とも呼ばれる。調と音階が必ず決まる。

調決定

第一部第一行第一音節によって決定される。

一行一音節母音

a,o,u(光母音)→長調

i,e,y(闇母音)→短調

主音決定

→音階決定を参照

yとuはドとして扱う。

音階決定

banmisは独自の音階を持つ。

(開音節)aieo→ドレミファ - 1234

(閉音節)aieo→ソラシド - 5678

y→主音-1(第 I 音) - .

u→前音-1(第 I 音) - :

>調決定

(Skyli'orti'e.1:1 1) La harmie'i fasil io lkurfo es yletta.

→光母音なので長調

→主音はa→ド

→ハ長調に決定;

>音階決定(音階;)

117168:46.71;

>最終表記(詠唱譜)

……章:部 行 主音と調(長は+、短-)/音階;

1:1 1 1+

/117168:46.71;

/.43747113735;

/167427271364;

/316813:47221;

/:772175717:4;

/.264235322522;

/:3:663777256;

/1372473123:.17;

/142137113277;

/773767215715;

/773767772563;

/38513271.332;

/316813:47221;

/:772175717:4;

/.264235322522;

/867175132764;

/851325772564;

/341136347721;

西方詠唱

ダルヴェンド(Darvend)式とも呼ばれる。東方詠唱とは異なり、決まった短めのメロディーを当てはめて自由に組み合わせる。ある程度自由度はあるが、様々な流派が存在する。

北方詠唱

(考察中)

南方詠唱

(考察中)