Xarzni'ar zu nitek elmel

Ban missen tonir l'es birleen alefis io


Fqiu xarzer da tals liax la i'ul xal ny la l' ex.

Fal fermija's ank cecil flan y, niss flesve.

Narpaf da faust niss stesen na'd cecesse's


darhal la marler da filx l'elm la lartass da.

Festen io niv mol la ret's fal ladir'd deln ka.

Pascafta, xarzer'st petex kranteerl'it da


esoss filxj surul'ieu xekyd liax da fast ostss.

La ostss flesve mal c'parl lakrla leus xeleumol,

la nertnir io ralde'd la sistis feas v'loj.


Kertnenar niv ve mol fal la pesta'd na dal.

Flarr'd vefistss mol pa flesvem ydirgoss da ler.

Niss ve es xal jyjyp z'es da vel montifan.


Snenik's z'es edioll liax la sysnul'c ve vejt m'is

snenik'c z'es e wioll liax lojied'ceu da dal niks,

Iserleu's vydyl'cteu edioll liax la no'c is.


Fqa'd xarzni'ar's lerj ulesnal cuturl liax da.

Ostass'i si's karse feyl'ieu da marla'l ka.

Kirxniarx'i sisse's da v'amcol na fqiuj ioj ja.

我々の神、恵みのアレフィスにおいて


そのシャーツニアーは次のようなことを語った

サフィアが強く悲劇的に攻めた時、彼らは震え上がった

ナーパフ風※1のような攻勢は


武人ではなく民を滅ぼした

聖職には本来の仕来りでは殺戮は含まれない

しかしながら、遂にはシャーツニアーは最後に書かれたもの※2


オスト※3たちの前で行う以外に手段を失っていた

オストたちは震え、掌で視線※4を隠した

目の前に赤の海※5が作られていたからだった


ケートニアー職は既に居なかった

フラール※6のヴェフィサイトたちは居たが、恐れから震えていた。

彼らは翼を毟られた鷹のようだった


今日であったものがどんどん

昨日になるものになってゆき

明日であったものが今になった


シャーツニアーは隠れ場所から出た

オストたちを町へ導いたのだった

この状況で彼らには宿命が課されたのであった

Jarretrostassastan

※1 地方風の一つ、水道(namo)の東側からの海流で水道の山岳を越えて吹き下ろす乾燥した強風のことである。

※2 リパラオネ教の宗教家であるシャーツニアーに課された聖職(festena)のうち、フィアンシャやリパラオネ教を守るために武装して戦うこと。ここでは「守る」ことよりも、普段は武装しないシャーツニアーが戦うことに焦点が置かれているとみられる。

※3 ost、フィアンシャで生活する孤児でシャーツニアーやジェパーシャーツニアーに認められて自由に行動ができる年少者のこと。主にフィアンシャのお使いとして使いっ走りとして働いており、多くはその素行の良さと忠実さを認められているような子供である。ここではサフィアの攻勢から逃げてくるうちにオスト以外のシャーツニアーや孤児とは散り散りになってしまったということを表している。また、前述の通り善良な子供たちの前で殺戮を行わねばならないという切迫した状況も表されている。

※4 xeleumol、[xel-eu-m-ol]で「見る状況」という意味だがここでは形態その中にmol「ある」が見えてくることから言葉遊びにもなっている。

※5 ralde'd la sistis、血の海のこと。

※6 flarr、ケートニアーの男性のこと。