ゼフェルがいった。
「なぁ補佐官ってさ、巨乳しかなれねぇのかよ」
「は? なにいってるの?ゼフェル!」
「そ、そうだぞ! 何をいってるんだ!?」
ほっぺを膨らませてるマルセルと真っ赤な林檎のような顔色で抗議をするランディ。
「何どもってんだよ! だっせぇな」
「女性に失礼だとは思わないのか!?」
「だってよー、オレは3人しかしらねぇけどよー。どうみてもディアもロザリアもレイチェルも陛下たちよりデカイぜ」
「どこみてるんだ…」
性少年たちの会話を黙って聞いていたルヴァを見つめる。
ルヴァであれば師弟であるゼフェルを窘めてくれるだろう期待をこめて。
「あー、今の女王陛下は流石にディアほどではありませんが、ああ見えてわりとあるんですよー…それにとても柔らかくて感度が抜群なんです」
「「「え」」」
「身体のラインがでる服は好きじゃないようですから。着痩せするタイプなんですよねー。ああ、だから補佐官は胸が大きいとかは関係ないですよー」
(((ルヴァ(様)どこで触ったんだろ…)))
想定とは違ったルヴァの発言に青くなるもの赤くなるもの、年少の守護聖たちの波紋を残したのであった。