「オリッ…」
「我慢してるアンタもかわいいけどね?」
「いゃあ」
「ロザリアのココが放してくれないから仕方ないよねェ?」
「オ、オリヴィエッ!」
ロザリアの肉壁がオリヴィエの指を包み込むとその温もりを求めて蠢き出す。
包み込まれる肉を外側に追い出しながら動かすととろとろとした蜜が溢れ出てきた。
「こんなやらしい身体になっちゃって……もうぐちゅぐちゅじゃないか」
オリヴィエはロザリアの太ももまで伝う体液を舐め上げて、足首まで落ちた花園を守っていたレースを取り払うと指を抜いた。
ぬぷっと音を立てて名残惜しげにオリヴィエの指を放すロザリアの花弁にオリヴィエは笑いながらいった。
「おねだりしてごらん?」
「なっ!」
しばらく葛藤するロザリアであったが、オリヴィエがそれ以上進まないのを確認すると諦めたように脚を恐る恐る開く。
「もっとそう見えるように。ああ…綺麗だよ、ロザリア」
ロザリアの長く細い指で自身の花弁を広げると、ひくひくと動く花びらと蕾が露となる。
ロザリアは羞恥とこれから与えられる快楽に背が痺れていく。
オリヴィエの要求はまだ続く。
「もっと広げて」
「イヤ! 恥ずかしいですわ!」
口では恥ずかしいといいながら触れられてもいないのに更に蜜をあふれ出させる恋人に、オリヴィエはくすりと笑うと外されたロザリアのベールを手に取り、ロザリアの右の手と足を、左の手と足をやさしく固定し始める。
「キャ」
「こうするとお尻まで丸見えだね。ンー、どっちも綺麗なピンク」
ロザリアの羞恥で真っ赤に染まった頬と身体が、潤んだ瞳が、オリヴィエの嗜虐心を更に膨らませるとは思ってもいないのだろう。
気の強い少女が不安そうに恋人を見つめる仕草が更に男を煽るということも。
いきなり指を二本突き入れる。
「ひゃっぁんっ」
「欲しいっていって?」
敏感になっている蜜壷にぐるぐると掻き回されたものだからロザリアの限界が近かった。
「やぁ、あっ、イっっちゃう!」
一際高い声を上げて達する女に男は笑っていう。
「一人でイったらダメじゃないか! おしおきだよ☆」
蜜を纏う花弁を掻き分けて蕾を見つけ出すとひたすらそこを愛撫しだした。
「あっあっ、んっあんっ」
「ロザリアはここが大好きだもんねっー。でも、あふれすぎだね……ふさいじゃおうか」
オリヴィエがすっかり猛った分身をロザリアに突き立てると
「あっっっっんっ」
女は自分から腰をふってオリヴィエを食いつくさんと締め上げた。
柔らかで熱い肉の花弁がオリヴィエの分身を締め上げ奥へ奥へと導き出す。
オリヴィエはそれに抗いながら分身を肉の蕾から引いては打ちつける。
もう頭の中にはお互いのことしかなかった。
お互いに頂点が近くなる。
「やぁ、オリヴィエ! 中には…っ!」
ロザリアが慌てて腰を引くものの見た目より鍛えられているオリヴィエの力に敵わず、
熱い精を受け続けた。
「もう! オリヴィエったら! 赤ちゃんが出来たらどうするつもりですの!?」
「ダイジョーブ! 責任は取るから!」
そうウィンクする彼氏にロザリアは仕方ないとため息を吐く。
「まったく……」
「取り合えず出来てたら聖殿からワタシの館に引越しだねェ。陛下に産休もお願いしないとネ」
オリヴィエの言葉にロザリアはその真っ赤な顔を隠そうと恋人の背に顔を埋めた。