啓蟄や櫛形山に夕日(ひ)は入りぬ
今日(3月5日)は啓蟄だと思いながら、愛犬(カッチ)と散歩していると、Good Timingで丁度、夕日が櫛形山に消えていく瞬間に遭遇しました。土の中で長い間冬籠りしていた色々な虫たちが、地中から穴を啓いて地上へ這い出してくる季節を迎えた訳です。帰宅後、友人に電話したら「最近、食欲が減った。齢のせいかな?」と言われ、「同じ事」を感じている自分に驚くと同時に「この櫛形山に毎年どの位の虫たちが命を授かり、また消えて逝き、何時から始まり、何時終わるのであろう?」と、ふと思いました。櫛形山は二千メ-トルを超える山で、形状が櫛に似ているところから櫛形山と呼ばれるようになったそうです。