#02 サンプルの実行
Live2D SDKのダウンロード
Live2D SDK for Android を使います。
SDKバージョンは2.0以上になります。
ダウンロード方法については以下を参考にしてください。
Unity版の解説ですが、申し込み方法やダウンロードページは同じです。
プロジェクトのインポート
Eclipseを起動して、メニューからファイル>インポートを選択します。
インポート用のウィンドウが表示されます。
そこで一般>既存プロジェクトをワークスペースへを選択します。
「ルートディレクトリの選択」の欄にSDKフォルダを指定してください。
ここでは子のフォルダも検索されるので、プロジェクトフォルダを指定する必要はありません。
「プロジェクト」の欄に一覧が表示されますので、「Live2DWallpaper」を選択して完了します。
注意
「プロジェクトをワークスペースにコピー」という項目にはチェックをいれないでください。
このサンプルではライブラリとの相対パスが崩れて、正常に参照できなくなります。
コピーした場合はライブラリパスの再指定が必要になります。
インポートに成功すればパッケージエクスプローラーにプロジェクトが表示されます。
実行
パッケージエクスプローラーで実行するプロジェクトを選択した状態で、実行ボタンを押します。
実行方法を聞かれた場合はAndroidアプリケーションを選択します。
シミュレータでの実行
新規Android仮想デバイスを起動するの欄を選択状態にします。
最初は仮想デバイスがない状態ですので、設定を作成しなければなりません。
マネージャーボタンを押して仮想デバイスマネージャを起動してください。
仮想デバイスマネージャが起動したら新規ボタンを押して新規設定を作成してください。
設定項目について
AVD名はわかりやすい名前をつけてください。
装置を選んでください。後から追加できるので、とりあえず有名な名前を選べばいいと思います。
ホストGPUを使用するの項目にチェックを入れることを推奨します。速度が全く違います。
シミュレータの起動には時間がかかります。
しばらく待ちましょう。
起動したら、壁紙の設定が必要です。
実機での実行
Andorid側で以下の作業が必要です。
にチェックを入れる
USBで接続します。
このときドライバが自動でインストールされる場合もありますが、そうでない場合は手動でいくつかの手順が必要です。
Androidごとにドライバのインストール方法は異なりますので「Android名 USBドライバ」などで検索してください。
接続がうまくいっていれば、実行ボタンを押した後にそのデバイスを選択できるようになります。
壁紙の設定
実行に成功しても、まだ何も起こりません。
壁紙としてインストールされたので、その壁紙を選択する必要があります。
設定>ディスプレイ>壁紙か、ホーム画面で長押しすることで壁紙の設定を開けます。
ライブ壁紙>Live2DWallpaperを選択することでライブ壁紙として設定できます。
壁紙として設定した結果
今のところはタップした部分を向くという単純な動作しかしませんが、傾きに反応したり、プッシュ通知に反応したり、いろいろな可能性があると思います!
次の章ではオリジナルのモデルに変更してみましょう!