01. SDKの基本的な構成

CubismSDKではプラットフォームごとにSDKを配布しています。
各SDKはおおよそ以下の様な構成になっています。

Live2D_SDK_[プラットフォーム名]_[バージョン]
|--- lib
|--- include
|--- framework
|--- sample
|--- ReadMe.txt

ReadMe.txt

バージョン履歴、ライセンス情報等が記載されています。
また、プラットフォーム独自の仕様などが記載されている場合もあるのでご確認ください。

libフォルダ

.lib,.aなど環境ごとのライブラリファイルが含まれます。
ライブラリにはモデルの描画エンジンやモーションの再生機構が含まれ、これがSDKの本体になります。
環境によってはデバッグ用など、内容は同じでビルド構成を変えたものが含まれます。

includeフォルダ

ライブラリの言語がC++の場合はヘッダファイルがここに含まれます。
Javaなどのその他言語にはこのフォルダはありません。

frameworkフォルダ

Live2Dを扱うためのオープンソースのフレームワークです。
ライブラリのみでもLive2Dの全機能を扱えますが、より効率よく開発するためにこのフレームワークの使用を推奨しています。

sampleフォルダ

サンプルのコードと各開発環境でのプロジェクトが含まれます。
必要な開発環境がインストールされている状態であれば、すぐにビルドして実行出来ます。
最もシンプルな構成のLive2Dモデルを表示するだけのサンプルと、フレームワークを使って基本機能を実装したサンプルが含まれます。