04. クオリティアップのヒント
制作したモデルにモーションを付ける際に、より良い動きにするための一工夫の方法説明します。
クオリティアップのヒント
顔の動きを単体でつけるのではなく、体のX・Zも顔の動きに合わせてつける
顔だけ振り向くとロボットのように見えます
顔XYZと体XYZを慣性を意識してタイミングをずらす
顔と体がまったく同じタイミングで動くと、やはりロボットのように見えます。
「顔を振り向くことで体が後からついてくる」「体を振り向かせることで、顔の向きが変わる」など動きを想定しましょう。
反動、ブレーキを付ける
人間はピタッと瞬時に動きをとめることができません。自分の腕をピタッと止めてみると分かりやすいです。
止めようと思ってから少し進んで、ちょっと戻る。止めようと思っている箇所になるとブレーキがかかって動きがゆっくりになる など
細かいですけど所々に盛り込むと自然な動きに見えます。
人間の自然な動きを理解する
顔の振り向きや目線を変えるときには、まず、まばたきすることが多い
喋りながら動く場合は、喋り出しに顔・体・腕が動く
表情を豊かにする
表情がコロコロとなめらかに変えることができるのが Live2D の強みの1つ。
微妙な眉毛の動きを細かくつけてあげると良いです。
動きにメリハリをつける
アイドリングモーションはゆったり気味につくってある場合
ボイスモーションはシャキっとした動きにするとメリハリができて見栄えが良くなることがあります。
キャラにあった動きをつける
男性キャラ
・どっしりと構えて、落ち着きある動き
・顔Zなど、首を傾ける動きの頻度を抑えて、可愛らしさが出ないように(キャラにもよりますが)
女性キャラ
・首や体を傾けて可愛い動きにする(キャラにもよりますが)