01. 描画オブジェクトについて
描画オブジェクトとは
テクスチャにポリゴンを割り当ててキャンバスに配置されたものを、描画オブジェクトといいます。
Cubism では描画オブジェクトの各頂点を動かすことによって画を変形させて、原画とは違う向きや表情の画を作ることができます。
原画の状態
ポリゴンの頂点を動かして、別の表情にできる
描画オブジェクトのオプション
描画オブジェクトの描画方法(カリングや乗算など)を変更する事ができます。
描画オブジェクトのオプションへのアクセスするためには、描画オブジェクトを選択して、[編集]パレットにある[オプション]ボタンをクリックします。
オプションの項目がポップアップされるので、ここで描画オブジェクトの設定ができます。
カリング
Modeler でのカリングとは、ポリゴンの裏表を判断して描画しない機構のことです。
描画オブジェクトを新規作成したときには、デフォルトで[オフ]設定になっています。
オン(片面描画)
ポリゴンが裏返った時に描画されません。
オフ(両面描画)
裏表に関係なく描画されます。
ポリゴンが裏返ったときに消えて欲しい部品の場合は、オンにします。
ポリゴンを裏返して左右反転させた部品をつくりたいときには、オフにします。
描画モード
描画オブジェクトの色の合成方法を指定できます。
描画オブジェクトを新規作成したときには、デフォルトで[通常]設定になっています。
※現在 Live2D SDK for Android(Java) は、描画モード対応検討中です。
詳細につきましてはお問い合わせください。
通常
テクスチャから切り出した画像がそのまま重なります。
加算(旧スクリーン)
光ったような表現に適しています。
乗算
影のような色が濃くなる表現に適しています。