03. パラメータの調整方法

割り当てられているパラメータ値を調整する方法を説明します。

パラメータのスラーダーをクリックするといくつかボタンがポップアップして、そこからパラメータ値を調整できます。

選択

[選択]ボタンをクリックすると、パラメータが設定してあるオブジェクトを選択できます。

パラメータ値を一括で修正するときに便利です。

ここで選択されるオブジェクトは、編集モードに依存します。

[矢印]ツールを選択していれば描画オブジェクトが、[デフォーマ編集]ツールを選択していればデフォーマがそれぞれ選択されます。

反転

パラメータのキー値が反転されて設定されます。

値を逆に設定してしまったパラメータを修正するときに便利です。

口の開閉のパラメータを下記のように、「0」で開いて「1」で閉じるように設定してしまった場合を例に上げて説明します。

口 開閉 : 0

口 開閉 : 1

まず、[選択]ボタンをクリックして、調整したいオブジェクトを選択してから、[反転]ボタンをクリックします。

すると、「0」の状態が「1」に、「1」の状態が「0」に設定されます。

これで「0」で口を閉じて、「1」で口を開くようになり、正しく修正できました。

口 開閉 : 0

口 開閉 : 1

調整

すでに設定してあるキー値を移動することができます。

[調整]ボタンをクリックすると[値の調整]ダイアログが表示されます。

[変更後の値]を入力することでキー値を移動できます。

例えば、下図のように、キー値を入れ替えたり、キー値を小さくするなど変更して柔軟に調整することができます。

1. キー値を入れ替え。

2. キー値を変更。

変更を反映すると下図のようになります。

「0」の形状が変わって、キー値が移動していることがわかります。

変更

割り当てられているパラメータを別のパラメータに変更することができます。

[変更]ボタンをクリックすると[パラメータ変更]ダイアログが表示されます。

そこで、変更先のパラメータを選びます。

このように「右眉 変形」のパラメータに変更することができました。