注意事項
Animatorを利用する上での注意事項を記載します。
Animatorでは
A. QuickTime、AVIなどの動画制作
B. ゲームなどでのリアルタイム描画時に使用するモーション(.mtn)の生成
が可能です。
動画制作時の注意事項
動画制作の場合は基本的に見たままの表現を書きだすため、あまり注意事項は有りません。
モーション(.mtn)設定時の注意事項
モーション設定は、プログラム上で他のモーション、表情のパラメータ設定、自動モーション(呼吸、髪揺れなど)、リップシンク等と組み合わせて
利用され必ずしもAnimator上での表示のとおりにはならならないため注意が必要です。
基本
・顔の向き、目線等 : 通常、他のモーションとの組み合わせにより表現されます。
・髪揺れ : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。
・リップシンク : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。
・位置・拡大縮小 : 通常はプログラムで設定され、Animator上での設定は無視されます。
最初のコマに全てのキーを打つ
・髪揺れと呼吸のキーを打っても上書きされるのでOK
最初の1秒間くらいはポーズを変更しない
・最初のキーフレームのポーズを数秒キープすればOKなので、デフォルトのポーズじゃなきゃダメって訳じゃないです。
・目立ちそうなポーズほど動き出しに余裕をもたせる。
※ 詳細はコチラ → 「アプリ用のモーションを作るときの注意事項」
最初と最後の1秒間は、目パチ(まばたき)を入れない。【要注意!!】
・モーションのフェードの関係で、最初と最後の1秒間に目パチ等の目を閉じるモーションを入れても
半目になってしまいます。目パチのモーションはこの範囲を避けて設定してください。
・閉じ目や笑い目の表情を付けたい場合も同様に、目を閉じる動きを最初と最後のモーションに含めるのは避けてください。
開始時に閉じ目や笑い目にしたい場合は、はじめから閉じ目や笑い目の閉じた状態にしてモーションを開始してください。
※ 詳細はコチラ → 「アプリ用のモーションを作るときの注意事項」
アイドリングモーションの最初と最後の2秒間くらいは目パチ(まばたき)させない
・アイドリングモーションはフェードの時間が長く設定されることが多いので、
最初と最後の1秒間を避けて目パチを入れても半目になることがあります。
書き出しの時の注意点
・キーあるパラメータ
・キーのあるパーツ に設定
腕の切り替えがある場合
・最初にどの腕を表示させるかを「パーツの表示非表示」で設定
・その際、非表示の腕にも非表示のキーを打つ
どのようにプログラム上で表現されるかは、プログラムの調整内容により異なります。
予めプログラマとの間で、どのようにAnimatorで設定するか決定する必要があります。