02. ドラッグによるアニメーション

概要

サンプルでは画面をタッチしたり、ドラッグしたりすると、モデルがその方向を向くという機能があります。
ここではその実装について説明します。
L2DTargetPointクラスでドラッグの座標を管理しています。
タッチの取得やデバイス座標の変換についてはプラットフォームごとに別々に解説していますのでそちらをご覧下さい。

アニメーション例

サンプルでは以下のようにしてドラッグの値を取得して、パラメータに設定しています。
顔の向き、目玉の向き、体の向き(横のみ)に対してパラメータを加えています。

設定に必要なコード

タッチの開始時、移動時、終了時のイベントで値の設定が必要です。またフレームごとに更新が必要です。

void set( float x , float y )

設定した座標の位置を向きます。

ここで設定する値の範囲が取り出せる値の範囲になります。

void update()

加速度を考慮した自然なパラメータになるように計算しています。

毎フレームの更新が必要になります。

値の取得方法

float getX()

横方向の値を取得します。

update()を呼ばないと更新されません。

float getY()

縦方向の値を取得します。

update()を呼ばないと更新されません。