08. 4隅の形状を自動生成
正面向きの顔から上下左右の4方向をつけたあとに、残りの斜め4方向をブレンド機能で自動的に作成する機能です。
ブレンド機能はPRO版の機能ですが、[4隅の形状を自動生成]を使うとFREE版でも限定的にブレンド機能を利用することができます。
ここでは、顔の向き8方向を作成する場合を例に上げて説明します。
4隅の形状を自動生成の使い方
まず、上下左右の4方向を作っておきます。
前準備として、形状を作成したオブジェクトが入っているパーツのロックを解除しておきます。
下図の錠アイコンをクリックすると一括でロック・ロック解除ができます。
[パラメータ]メニュー→[4隅の形状を自動生成]をクリックします。
[4隅の形状を自動生成]のダイアログが開きます。
パラメータ欄の[パラメータ1]と[パラメータ2]にはブレンドを適用させたいパラメータを選んでおきます。
今回は顔の向きXYを作成するので、「角度 X」と「角度 Y」にします。
Tips
ここで選択する2つパラメータは、パラメータ値の最小値、最大値、真ん中(MinとMaxの真ん中)の3点に最低限キーがあるパラメータにして下さい。
これらの3点をもとにして処理が行われるので、3点のそれぞれにキーがない場合はキャンセルされます。
オプション欄では主にブレンドの対象について設定します。
今回は顔の向きを描画オブジェクトとデフォーマの両方で形状を作成しているので、対象を[全ての描画要素とデフォーマ]としています。
[OK]ボタンをクリックすると、斜め方向の4隅の形状が生成されます。
自動生成されたものに違和感がある場合は、
ここから手付けでオブジェクトの形状を修正していきます。
修正ができたら完成です。