15. アバターパレット

※髪や目などの色を変えるアバター制作には、アバター専用のライセンスと、 アバター専用のSDKが必要です。

詳しくはお問い合わせ下さい。

アバターパレットについて

アバターパレットは、カスタマイズ要素(主に色変更)を持つモデルを作る際に使用します。

[ウィンドウ]メニュー→[アバター]をクリックすると、アバターパレットが表示されます。

カラーグループ設定

アバターパレットの[カラーグループ設定]をクリックします。

[カラーグループ設定]ウィンドウが表示されます。

カラーグループ

変換したいオブジェクトの基準色を設定します。

カラー変換

変換後の色を登録します。


次にカラーグループの[新規]をクリックします。

下記の画面が表示され、カラーグループ設定が行われます。

グループ番号はカラーグループを増やすごとに「1」から順に振っていきましょう。

色変換方式

無変換

デフォルトの設定です。色変換を行わないものはこちらを選択します。

無変換は削除する事はできません。


色指定

現在こちらの機能はご利用できません。


色リスト

オブジェクトのベース色や線、影、ハイライト等の色をそれぞれ取り、一つ一つ色を変換します。※推奨方式


色相・彩度変換

オブジェクト全体の色相・彩度をまとめて変換します。

色リストで作成する場合

色変換方式は色リストに設定します。

今回は瞳の色を作るので、IDを「COLOR_EYE」にする等、分かりやすいように記入していきます。

続いて基本色を設定します。

色を選択した状態で[編集]を押すと[色]ウィンドウが表示され、色を設定できます。

まずは白【#FFFFFF】を作ります。白に変更できたら[OK]を押します。

色リストでカラーグループを作る際は、必ず白色【#FFFFFF】を作るようにしましょう。

色設定に白色が出来ました。

続いて瞳の色設定を作るため、[追加]をクリックします。

新たにできた色をクリックし、先程の[色]ウィンドウが表示されます。

次は元の瞳の色設定を作るため、スポイトで描画オブジェクトから色を取ります。

スポイトのボタンを押したままマウスを移動させ、

放した位置の色を取得することができます。

この手順で瞳の線と塗り、すべての色を取っていきます。

色がすべて取れたら[OK]を押します。

TIPS

後からカラー変換色の数が増えることを考え、

IDの後ろに番号を振るようにしましょう。

目の基準色を用意できましたので、次はカラー変換設定を行います。

カラー変換の[新規]をクリックします。

[カラー変換設定]ウィンドウが表示されます。

まずは基本色用のカラー変換設定を作ります。

下記のようにIDや名前を分かりやすいよう記入し[OK]を押します。

基準色用のカラー変換設定が出来ました。

続いて変換色の設定を作るため、もう一度[新規]をクリックします。

次は青色に変換するようにしたいので、IDや名前を先程と違うように記入し[OK]をクリックします。

基準色と青色のカラー変換設定が出来ました。

ここまでできたら[OK]を押して一度カラーグループ設定を完了します。

先程作った「瞳」のカラーグループを、「目玉」オブジェクトと関連付けます。

1.まず「目玉」オブジェクトをクリックして選択した状態にします。

2.選択している状態で[アバター]パレットの[カラーグループ]から[瞳]を選択します。

これで「目玉」オブジェクトに瞳のカラーグループ設定が付きました。


関連付けができたら、[アバターパレット]で一つ一つ色を変え目玉の色を変えていきます。

まずカラー変換の項目から「青」を選択し、(白を除く)一番明るい色をクリックします。

すると[色]ウィンドウが表示されます。

[色]ウィンドウのカラーを変えることによって、オブジェクトも同じ色に変わります。

丁度良い色になったら[OK]を押します。

同じ手順で、ベースの色、暗い色、線の色とすべての色を変えていきます。

色リストの項目を選択して表示する色を変えることができます。

以上の手順で、さらに色を増やしたり、髪や肌など複数のカラーグループを作ることができます。

TIPS

カラー変換するオブジェクトが複数の色を使っている場合、

関連付けをした時点で基本色が変わってしまいます。

カラー変換する場合色が少ないか、細かくパーツを分けたものにしましょう。

※オブジェクト1つにつき、『ベース』『影』『ハイライト』『線』の

4~5色程度が推薦です

<元の色>

<変換後の色>

以上が色リストでのカラー設定になります。

色相・彩度変換で作成する場合

色変換方式は色相・彩度変換に設定します。

基本色の色部分をクリックし、[色]ウィンドウを開きます。

スポイトでベースとなる色を一つ取り、良ければ[OK]を押します。

基準色を取り、設定が良ければ[OK]を押します。

続けてカラー変換設定を行います。

[新規]を押し、「基準色」と「変換色(今回は青)」のリストを作り、[OK]を押してカラーグループ設定を完了します。

このとき新規作成した変換色が白になってしまっているので、後ほど修正します。

キャンバス画面に戻ったら、先にカラー変換の色を基準色に変えておきます。

なにも選択していない状態でカラーグループから「瞳」を選択します。

基準色の色の部分をクリックして[色]ウィンドウを開き、

スポイトでベースの色を取ってOKを押しましょう。

基準色に戻せたら、オブジェクトとカラーグループを関連付けましょう。

青を選択すると色の設定が白になっているため、

色ウィンドウを表示し青に変換します。

以上が色相・彩度変換でのカラー設定になります。

Animator、Viewerでの読み込みについて

現在、作成したカラーグループ設定のデータをAnimatorやViewerに読み込むことは出来ません。

また、色変換後にmoc形式で書き出した際、変換した色はテクスチャに反映されません。