#02 描画オブジェクトをパーツに振り分けよう
ここでは、#01でインポートによって配置された描画オブジェクトをパーツごとに振り分けていきます。
パーツに所属させるとパーツ単位で表示・ロックが出来て便利になります。
パーツパレットについて
描画オブジェクトはパーツパレットで管理します。
パーツパレットはキャンバスに配置されたオブジェクトのレイヤー構造を確認することができます。
パーツの展開されているツリー( [ - ] になっている場合は開いている)をすべて閉じます。
すべてのパーツを表示/非表示にします。
すべてのパーツをロック/ロック解除します。
リンク表示ボタン
キャンバスで選択されたオブジェクトが、パーツパレットでハイライトされる(色がつく)とき、
リンク表示を有効にしておくと、パーツのツリーを展開してハイライトされます。
無効にしてあると、ツリーを展開しません。
パーツ設定ボタン
ここからパーツの設定や追加・削除・複製ができます。
表示グループボタン
表示グループを設定できます。詳しくはこちらのページをご覧ください。
7. パーツ一覧
オブジェクトを部位のグループ毎にひとまとめにして入れておくフォルダのようなものです。
テクスチャの確認
PSDを読み込んだ直後はパーツパレットの一番上にある「PSD」パーツにすべての描画オブジェクトが入ります。
パーツパレット内の「PSD」の[ + ]部分を押して[描画オブジェクト]を展開します。
※①→②と展開していきます。(展開すると[ - ]に変わります)
PSDインポート時、[描画順を自動設定]にチェックが入れておくと、各部位はPSDの描画順のまま「5」刻みで自動配置されています。
次の手順で各部位の描画順を確認してみましょう。
1. 「後ろ髪」描画オブジェクトをクリックします。
2. [描画順]が「355」になっていることを確認します。
3. 次に「首」「服」…の順に1、2の手順を繰り返していき、描画順が「5」刻みで大きくなっていることを確認します。
描画オブジェクトは上から下にかけて描画順が前面にくるように並んでいます。
テクスチャの配置
各部位を任意のパーツへ配置していきます。
まずは「右目」の描画オブジェクトを「目」のパーツへ移動させましょう。
1. 「右目」描画オブジェクトをクリックして選択します。(複数選択して一度に設定することも可能です)
2. [編集]パレットの[パーツ]のコンボボックスをクリックしてパーツ一覧を出します。
3. 移動先の「目」のパーツを選択すると[パーツ]部分の表示が[PSD]から[目]に変わり描画オブジェクトが移動します。
4. 「目」のパーツに「右目」の描画オブジェクトが移動していることが確認できます。
上記の手順で「PSD」パーツに入っている各部位を下図のように全て振り分けていきます。
顔
輪郭
目
右白目
左白目
右目
左目
目玉
右目玉
左目玉
まゆ毛
右眉
左眉
口
口中
下口
上口
鼻
鼻
耳
右耳
左耳
前髪
前髪
横髪
(なし)
後ろ髪
後ろ髪
首
首
体
服
これで、全ての描画オブジェクトがパーツへ振り分けられました。
不要なパーツの削除
「PSD」パーツが空になったので削除しておきましょう。
パーツパレットにある[パーツ設定]ボタンをクリックします。
[パーツ設定]ダイアログが開くので、次の手順で「PSD」パーツを削除します。
1. 削除する「PSD」パーツをクリックして選択します。
2. [削除]ボタンをクリックします。
3. リストから削除されたことを確認したら、[OK]ボタンをクリックします。
これで「PSD」パーツを削除することができました。