02. エディターの使い方(全般)

【 インストール関連 】

Q. 正常に起動しない(パレットが消える、レイアウトが崩れる)

A. アプリが終了している状況で、以下の[アプリ名]となっているフォルダを削除(または別の場所に移動)して、再度アプリを起動して下さい

■Windows

[ XP ]

C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Cybernoids\[アプリ名]

[ Vista / Windows 7 ]

C:\Users\[ユーザ名]\Application Data\Cybernoids\[アプリ名]

※ [ユーザ名]の部分にはユーザ名が、[アプリ名]には Live2D Modeler または Live2D Animatorが入ります。
※ WindowsのAppicationDataが「隠しファイル」になっている場合があります。


Q. 正常に起動しない(Java6がありませんが出る)

A. Mac(Yosemite)の場合、Modeler起動時に「Java6がありません」という警告が出る場合があります。

Oracleのサイトではなく、AppleサイトからJava6をインストールして下さい。

AppleのJava6のダウンロードサイト(Java for OS X 2014-001)

[ 参考サイト ]

Mac OS XでJavaSE6/JavaSE7/JavaSE8を利用する方法


【 インターネット接続 】

Q. Editorの起動毎にネット接続が必要なのでしょうか?

A. ネット接続はアクティベーション時には必要ですが、その後は起動毎に必要ではありません

ただし、定期的な接続が求められる場合もあります。


Q. 自動ネット接続を解除することはできますか?

A. Editorによるネット接続を強制的に解除することはできません


【 ライセンス関連 】

Q. PCを新しくしたいのですがどうしたら良いですか?技術的、契約上、大丈夫なのでしょうか?

A. 新しいPCに移行される際は、現在のPC上でライセンス解除をしていただければ、技術的にも利用規約上も問題ございません

【 ライセンス解除の方法 】

現在お使いのPC上でLive2D Cubism Editorを起動し、「ヘルプ」→「ライセンス解除」でライセンスの解除をして下さい。
(この時、インターネットに接続している必要がございます)
次に新しいコンピューターにLive2D Cubism Editorをダウンロード・インストールし、同じライセンスキーをご使用下さい。


Q. 添付のようなエラーが出て、OKを押すと「トライアルモード(XXX日)」となりました。Rehostable hostid exists (-153)

A. こちらはGUI上のバグですので、そのまま「トライアルを続ける」という形で使っていただいて構いません。

このGUIバグは、ver_1.0.02 (2013/06/04)までのもので、現在修正中でございます。
ver_1.0.03以降は発生しない見込みですが、以降のバージョンでも発生した場合はお問い合わせください。


Q. Cubism エディタの「ライセンスキーの登録」を行うと、以下のエラーが出て登録ができません。Cannot connect to specified URL (-132)

A. これはクライアントPCからライセンス認証用のサーバーにアクセスできない際の通信系のエラーです。

可能性は2つあります。

1. ご使用のPCがオンラインでない場合

最初のアクティベーションはインターネットを通じて行います。
オンライン(ネットワーク接続あり)にしてからライセンスキーの登録を行なってください。

2. PCのセキュリティでアプリケーションの自動通信を許可していない場合

セキュリティソフトやOSの設定で、アプリケーションによる通信を許可していない またはProxyサーバー等、内部ネットワークでアプリケーションによる通信を許可していない可能性があります。
アプリケーションの通信を許可した上でライセンスキーの登録を行えばアクティベーションが実行されると思われます。

※※※ 重要 ※※※

ただしセキュリティ設定の変更は、お客様の判断・責任で行ってください。


Q. Cubism エディタの「ライセンスキーの登録」を行うと、以下のエラーが出て登録ができません。Bad RLM_HANDLE error code (-4)

A. これはライセンスで許諾されているアクティベートの回数を超えた時のエラーです。

このエラーは、古いPCや環境で使っていたライセンスを解除せずに、新しいPCや環境で再度ライセンスの登録をしようとすると発生します。
新しいPCや環境でライセンスの登録をしようとするときは、必ず最初にライセンスの解除をしてください。
古いPCや環境が残っていない場合は、お問い合わせください。強制解除を行います。


Q.Cubism エディタの「ライセンスキーの登録」を行うと、「有効なライセンスキーではありません」と表示され登録ができません。

A. エディタを再インストールし、バージョンを最新版に変更するようお願いします。

ライセンスキーは、最新のバージョンに対応したものが発行されています。そのため、旧バージョンですと認証のエラーが出てしまう場合があります。
ダウンロードページから最新版のダウンロードとインストールをしていただいた後、再度ライセンスキーの入力をお願いします。


【 描画関連 】

Q. Modeler、Animatorでモデル、テクスチャが正常に描画されません。

A1. 推奨する動作環境に適合しているかご確認下さい。

詳しくは推奨する動作環境 をご確認下さい。
※ 特に、オンボードのGPUには正式対応しておりませんのでご注意下さい。

A2. GPU(グラフィックボード)のドライバが古い場合に、正常に描画されない場合があります。

最新版のドライバがリリースされていないか確認し、古い場合は最新版をインストールして下さい。
通常、GPUのドライバはWindows Updateでは更新されませんのでメーカーのサイトで型番などにより調べて頂く必要があります。
※Windows版QuickTimeの脆弱性の問題についてはコチラをご確認ください


【 QuickTime7のインストールと設定 】

Q. QuickTime7のインストールと設定について

A. Live2D Cubism Animator 32bit版では動画出力のため Quicktime7(無料) を利用しています。

※ Cubism Animator 2.0 64bit版では QuickTime は利用出来ません。

QuickTimeのインストールに関して

Windows

Mac

QuickTimeのダウンロード

※QuickTimeはCドライブにインストールするようお願いします。C ドライブ以外に入れると動作しない可能性があります。

Mac OSX (10.9まで) は初期状態でQuickTime7がインストールされているため、特別な操作は必要ありません。

※ 10.10(Yosemite)での動作確認はできていますが、QuickTime for Java非対応に伴い32bit版Animatorでも動画書き出しができませんのでご注意ください。

※Mac10.10(Yosemite)では、QuickTimePlayer10.4以前がインストールできないため、

以下の機能が使えません。

・リップシンク

・動画書き出し

QuickTimeインストール時の設定

LIve2Dで利用するためには、「QuickTime for Java」という拡張機能をインストールする必要があります。

以前のQuickTimeのインストーラでは自動的にインストールされておりましたが、現在のインストーラでは、標準設定ではインストールされないため、明示的にインストールするよう選択する必要があります。下記の説明に従って、「QuickTime for Java」をインストールして下さい。

QuickTime インストーラ起動後、上記の画面で「カスタム」を選択します。
※既にQuickTimeをインストール済みの場合は、インストーラを起動し「変更」からQuickTime for Javaをインストールできます。

その後、「QuickTime for Java」を探し、「×」となっている場合はクリックしてインストールすように変更します。

上記の状態で「次へ」進むと QuickTime for Java がインストールされます。

QuickTime ( QuickTime for Java を含む ) がインストールされた状態で、正常に動作しない場合は、下記の説明ご覧ください。


Q. QuickTime7.7.5 にアップデートしたことで Animator が正常に動作しなくなる場合の対応は?

A. 下記のとおり QuickTime For Java をインストールして下さい

2014/2/25 にリリースされた QuickTime 7.7.5 を「Apple Software Update」で自動的にアップデートするとJava 関連の機能がインストールされず、Animator の動画・音声に関する機能が使えなくなってしまいます。

【 対処法 】

・すでに QuickTime 7.7.5 にアップデートした場合

まず、Apple の QuickTime のダウンロードページにアクセスして、インストーラをダウンロードして下さい。
インストーラを起動して、
「変更」を選び、「Legacy QuickTime Features」内の「QuickTime For Java」をインストールするように設定してから、インストールを開始して下さい。

・これから最新の QuickTime を手動で新規にインストールする場合

インストーラを起動して、セットアップタイプで「カスタム」を選び「Legacy QuickTime Features」内の「QuickTime For Java」をインストールするように設定してからインストールを開始して下さい。


Q. QuickTimeで問題が起こる場合の対応は?

A. QuickTime for Javaの手動設定をして下さい。

Live2D Cubism は、 QuickTime をインストールすれば正常に動作しますが、稀に QuickTime がうまく認識されないことがあります。
(QuickTimeはCドライブにインストールするようお願いします。C ドライブ以外に入れると動作しない可能性があります。)

【 QuickTime for Javaの手動設定 】

「QTJava.zip」というファイルが、Live2D Cubism のフォルダに入っていないとエラーが出ます。
そのため、下記の「QTJava.zip」ファイルを

C:\Program Files\QuickTime\QTSystem\QTJava.zip

Live2D Cubism の下記フォルダにコピーしてください。

C:\Program Files (x86)\Live2D Cubism\app\jre_32\lib\ext\QTJava.zip

※ Live2D Cubism のインストール場所がデフォルトの場合
※ 各種設定後に再起動が必要な場合があります。


【 ログの送付方法 】

Q. ログの送付方法は?

A. ログの送付は下記 「お問い合わせ」のフォームからお願いいたします。

Live2D Cubism の起動・操作などで問題が発生した場合に、ログファイルを送付頂くことでスムースに問題解決出来る場があります。

お問い合わせフォーム

http://www.live2d.com/contact

※ ログファイルはテキスト形式ですので log.txt の本文を 「お問い合わせ内容」 にコピーペーストしてお送り下さい。
※ 一般的なバグについては無償にて対応させていただきますが、環境依存の問題、急ぎのバグ対応などお問い合わせの内容によっては有料サポート登録済みのユーザ様に限定させて頂くことがありますのでご了承下さい。


Q. ログの取得方法は?

A. 以下のフォルダから取得する事ができます

【 アプリケーションを起動出来る場合 】

アプリケーションの「ヘルプ」メニューから、「ログファイルを開く」を選ぶとログが表示されます。

【 アプリケーションを起動できない場合 】

下記のような場所にログファイル(log.txt)が出力されます(拡張子が表示されない場合は log となります)

・Windows8 の場合

C:\Users\【ユーザ名】\AppData\Roaming\Cybernoids\【ソフト名】

・Windows7 ,Vistaの場合

C:\Documents and Settings\【ユーザ名】\AppData\Roaming\Cybernoids\【ソフト名】

・Windows XPの場合

C:\Documents and Settings\【ユーザ名】\Application Data\Cybernoids\【ソフト名】

※ 設定によっては、AppData , Application Data 以下が隠れファイルとなっており確認できない可能性があります。
その場合は下記のサイトなどを参照頂き、隠れファイルを表示して下さい。
Application Dataフォルダがない−隠しファイル・隠しフォルダの表示

・Mac OSXの場合

/Users/【ユーザ名】/Library/Cybernoids/【ソフト名】

【ユーザ名】 の部分には、お使いのユーザ名が入ります。
【ソフト名】 の部分には「Live2D Modeler」または、「Live2D Animator」が入ります


【 操作関連 】

Q. cmox, canxファイルをダブルクリックしてもCubism エディタが起動しない

A. comx, canxファイルをCubism エディタをインストールしたディスクに移動して下さい

Windowsのみ発生し、ダブルクリックしてもCubism エディタが起動せず無反応の場合があります。
以下のような事象を確認しています。

1)CドライブにLive2D Cubismをインストール

・C:\xxx.cmox → ダブルクリックでModelerが起動する
・D:\xxx.cmox → ダブルクリックでModelerが起動しない

2)DドライブにLive2D Cubismをインストール

・C:\xxx.cmox → ダブルクリックでModelerが起動しない
・D:\xxx.cmox → ダブルクリックでModelerが起動する

また、起動したCubism エディタにファイルをドラッグ&ドロップすれば問題なく開く事ができます。


Q. macで32bit版のModeler、Animatorが起動しない

A. 32ビットモードで開くにチェックして下さい

MacのEI Capitan(ver10.11.1)以降の場合、32ビットモードで開くにチェックして下さい。
Cubism Editorの情報を見る、またはcommand + iで以下の設定画面が表示されます。


Q. メモリを16GB搭載しているのに、データ量が増えると動作が不安定になりPSD再インポートが出来なくなってしまう

A. 16GB搭載していても初期設定が4GBになっている為、上限を変更する必要があります

【Windowsでのメモリの指定方法について】

(OSの管理者権限が必要です)
64bit版のCubism Modeler/Animator では、初期状態では 4GB を利用できる最大のメモリサイズとして指定しております。
より大きく設定したい場合は、

C:\Program Files (x86)\Live2D Cubism 2.1\CubismModeler2_64.bat

※ 標準のインストール先の場合
※ アニメータの場合は CubismAnimator2_64.bat

というファイルをデスクトップ等にコピーし、メモ帳などのテキストエディタで開きます。
※ 念のため、元のファイルのバックアップも取っておくことをおすすめします。
ファイルを開くと、以下の記載があります。

rem *********************************************************************
rem ** 最大メモリサイズ(MB)を設定して下さい。
rem ** 大きく設定しすぎると起動できない場合があります。
rem ** その場合、搭載メモリ容量の1/3を目安に設定して下さい。
rem ** Animatorでは動画出力にQuickTimeを使用するため32bit版Javaが必要です。
rem ** 32bit版Javaの場合は最大1000MBとなります。
rem ** 64bit版Javaの場合は搭載メモリによって異なります。
rem *********************************************************************
set MAX_MEMORY=4000

この MAX_MEMORY=4000 (MB)は 4GBを意味します。
お使いの環境が16GBの場合は、最大で14GB程度を推奨します。

MAX_MEMORY=14000

ここで指定するサイズは、必要になった場合に最大で確保されるメモリサイズであり、大きな値を指定しても、起動直後から14GBを確保するようなことはありません。
但し環境によっては大きな値を指定し過ぎるとアプリケーションを起動できない場合があります。
書き換えが完了したら同名(CubismModeler2_64.batで)上書き保存して

C:\Program Files (x86)\Live2D Cubism 2.1

フォルダにドラッグ&ドロップします。既に存在するファイルを上書きするか聞かれたら「はい」を選択して下さい。
システムがインストールした領域に対するファイル編集になるため、「このフォルダーに移動するには管理者の権限が必要です」などの通知が出ます。
「続行」を選択して、ファイルを上書きします。改めて

CubismModeler2_64.exe

を実行すると、設定したメモリサイズを最大のサイズとしてアプリケーションが起動します。
もし、正常に起動しない場合は、指定するメモリサイズを小さくするなどをお試し下さい。

【Macでのメモリの指定方法について】

(OSの管理者権限が必要です)
64bit版のCubism Modeler/Animator では、初期状態では Macのデフォルト設定値をメモリサイズとして指定しております。
より大きく設定したい場合は、Applications/Liv2D Cubism 2.1にある Live2D Cubism Modeler 2.1(64bit).app を右クリックして、[パッケージの内容を表示]をクリックしてください。
ContentsフォルダにあるInfo.plistというファイルをデスクトップ等にコピーし、テキストエディタで開きます。
※ 念のため、元のファイルのバックアップも取っておくことをおすすめします。
ファイルを開くと、以下の記載があります。

<key>JVMOptions</key>
<array>
<string>-Djava.security.policy=$APP_PACKAGE/../res/live2d.policy</string>
<string>-Djava.library.path=$APP_ROOT/Contents/Java</string>
</array>

以下の様に<string>-Xmx6000m</string>を追記すると、最大メモリサイズを設定できます。

<key>JVMOptions</key>
<array>
<string>-Djava.security.policy=$APP_PACKAGE/../res/live2d.policy</string>
<string>-Djava.library.path=$APP_ROOT/Contents/Java</string>
<string>-Xmx6000m</string>
</array>

お使いの環境が16GBの場合は、最大で14GB程度を推奨します。

<string>-Xmx14000m</string>

ここで指定するサイズは、必要になった場合に最大で確保されるメモリサイズであり、大きな値を指定しても、起動直後から14GBを確保するようなことはありません。
但し環境によっては大きな値を指定し過ぎるとアプリケーションを起動できない場合があります。
書き換えが完了したら同名(info.plist)で上書き保存して

Contents

フォルダにドラッグ&ドロップします。既に存在するファイルを上書きするか聞かれたら「はい」を選択して下さい。改めて

Live2D Cubism Modeler2.1(64bit).app

を実行すると、設定したメモリサイズを最大のサイズとしてアプリケーションが起動します。
もし、正常に起動しない場合は、指定するメモリサイズを小さくするなどをお試し下さい。