07. フェード値の設定
組み込み時におけるモーションとモーションの切り替わりのフェード設定を Animator で設定できます。
※ ここでのフェードイン・フェードアウトは映像などで使われる、画面を切り替えるためのフェードイン / フェードアウト効果の事ではなく、
アプリ上でモーション再生中に新たなモーションを再生する際に滑らかにモーションを繋げる為に設定する項目です。
フェードについてもっと詳しく知りたい人はこちらのページを御覧ください。
シーン設定からフェード値を設定する
新規プロジェクト作成した後や新規でシーンを作ったときに、シーン設定が表示されます。
ここでまず最初のシーンのフェードイン・フェードアウトの設定が出来ます。
(後からシーン上で設定する事もできます)
※ 空欄にすると、フェード値の設定を解除することになります。
動画を作る場合など、設定が必要無い場合には、空欄にしておくと良いでしょう。
設定するとタイムラインの色が変わります、色が濃い場所がフェードイン・フェードアウトの長さになります。
また途中から設定を変更したい場合は、シーンパレットの「変更」ボタンをクリックし、「シーン設定」ウィンドウを開きます。
タイムライン上からフェードイン・フェードアウトの設定する
フェード値の設定はシーン設定からする方法の他に、タイムライン上から設定する方法があります。
この方法は、主に個別のパラメータにフェード値を設定するときに使います。
個別のパラメータにフェード値を設定する(パラメータフェード)
フェードイン・フェードアウトを設定したいパラメータを選択しておきます。
次に、タイムライン上で右クリックをし、「フェードイン・フェードアウトの設定」をクリックします。
「選択中のパラメータ」を選択し、フェードイン・フェードアウトの数値を入力します。
フェード値を設定したら「OK」ボタンをクリックします。
先ほど選択していたパラメータにフェードイン・フェードアウトが設定されました。
シーン全体にフェード値を設定する(全体のフェード)
タイムライン上で右クリックをし「フェードイン・フェードアウトの設定」をクリックします。
「シーン」を選択しフェードイン・フェードアウトに数値を入力し「OK」ボタンをクリックします。
「シーン」を選択していたのでシーン全体にフェードイン・フェードアウトが設定されました。
フェード値の設定を解除する
フェードイン・フェードアウトを解除したい場合には、フェード値を空欄にします。
「設定を解除」ボタンをクリックすると、自動的にフェードイン・フェードアウトの値が空欄になります。
フェード値を空欄にしたら、「OK」ボタンをクリックします。