このマニュアルはCubism 2 (前バージョン)用です。現行バージョンのCubismはこちら。
前回を飛ばしてこのページからはじめる場合はファイルをダウンロードして下さい。
ここではテクスチャにポリゴンを割り当ててキャンバスに配置していきます。
キャンバスに配置されたテクスチャは描画オブジェクトと呼びます。
パーツパレットについて
描画オブジェクトは[パーツ]パレットで管理します。
パーツパレットはキャンバスに配置されたオブジェクトのレイヤー構造を確認することができます。
パーツの展開されているツリー([-]になっている場合は開いている)をすべて閉じます。
すべてのパーツを表示/非表示にします。
すべてのパーツをロック/ロック解除します。
リンク表示ボタン
キャンバスで選択されたオブジェクトが、パーツパレットでハイライトされる(色がつく)とき、
リンク表示を有効にしておくと、パーツのツリーを展開してハイライトされます。
無効にしてあると、ツリーを展開しません。
パーツ設定ボタン
ここからパーツの設定や追加・削除・複製ができます。
表示グループボタン
表示グループを設定できます。詳しくはこちらのページをご覧ください。
パーツ一覧
オブジェクトを部位のグループごとにひとまとめにして入れておくフォルダのようなものです。
テクスチャ編集
配置したいパーツをクリックします。
まずは「目玉」パーツをクリックします。
次に[テクスチャ一覧]ボタンをクリックします。
テクスチャ一覧が新しいウィンドウで表示されるので、前項で追加したテクスチャの画像をクリックします。
POINT!
テクスチャを追加したい場合は、[ファイルから選択]ボタンからテクスチャファイルを選択します。
もしくは、Modeler にテクスチャファイルをドラッグ&ドロップします。
テクスチャ編集ウィンドウが表示されるので、ここでポリゴンを割り当てます。
マウスホイールで表示倍率の拡大縮小、「スペース」キー+ドラッグで移動ができるので、
右目玉(左右はキャラクターから見て)を編集しやすいように表示します。
ポリゴンの割り当て方
1.クリックするとポリゴンの頂点を打つことができます。
まずは真ん中に、図の1,2,3の順に点を打ちます。
頂点を消すときは、「Alt」キーを押しながら頂点をクリックします。
2.次に図のように左側を囲っていきます。
2つの頂点を続けてクリックすると、2つの頂点の間に線が引かれます。
「Shift」キーを押しながら頂点をクリックすると、次の頂点にフォーカスが移らないので、
同じ頂点から連続して線を引くことができます。
3.最後に反対側も囲います。
きちんとテクスチャが線で囲まれるようにしましょう。
このとき、左右対称になるように点と線を配置します。
囲い終えたら、下の[OK]ボタンをクリックします。
するとキャンバス上にポリゴンを割り当てた右目玉のテクスチャが配置されます。
これを下絵にあわせて配置します。
Tips
パーツパレットを見ると、「目玉」パーツの[描画]の中に右目玉の描画オブジェクトが配置されているのが分かります。
描画オブジェクトの名前は、パーツIDから自動的につけられることになります。
次のテクスチャを配置する
次は左目玉を配置します。
右目玉のときと同じようにして、[テクスチャ一覧]をクリックしてテクスチャを選択します。
POINT!
何かの描画オブジェクトを選択した状態で[テクスチャ編集]ボタンをクリックすると、続きの編集をすることになります。
新しくテクスチャにポリゴンを割り当てるときには[テクスチャ一覧]、
配置した描画オブジェクトのポリゴンを割り当て直したいときは[テクスチャ編集]を使います。
右目玉のときと同じようにして、左目玉にポリゴンを割り当てて[OK]ボタンをクリックします。
キャンバスに配置された左目玉を下絵に合わせます。
このようにしてテクスチャを次々と配置して、原画を復元していきます。
目玉のテクスチャを配置し終えたので、「目玉」をロックしておきましょう。
こうすることで、次のテクスチャを配置を行うときに、誤って選択・編集するのを防ぎます。