「先生のおっしゃった通りやったら良かったのに」
O.E 41歳2007年3月9日
O.E 41歳2007年3月9日
この手記は現在治療中の患者さんにとって、参考になったらお幸いです。
私の治療は曲がり道に入ってしまいました。もし、先生のおっしゃった、通りきちんとお灸をしていたら、2年前に完治になっていると思います。
発病2001年12月下旬、熱がある風邪を引いてしまいました。しかし、この風邪は以前と違う感じがしました。鼻水の中に血が混ざっていて、鼻粘膜が腫れていました(今でも、腫れています)。また、朝に目が覚めると、上半身の存在がないような感じがし、約30分後、感覚が戻り、ゆっくりと起きることができました。この病状は3、4日で自然に治りました。この間は仕事が忙しかったので、過労が原因だと思い、病院にも行かず、漢方薬を少し飲んでいました。その後、だんだん体調が戻った感じがしましたが、首が硬く感じるようになりました。私の仕事は、ほとんど下を向いてやるので、仕事のせいだと思っていました。
2002年7月、会社の人間ドックの結果、RF因子陽性、血沈20でした。
もしかしたらリュウマチかなと思い、病院の整形外科に行きました。そこの先生は「なんともいえないよ、リウマチとはいえないよ」と私に言いました。
8、9月にはいって、足の指はすごく痛く、手もしびれ、口を開くとあごから音が出ました。10月にまた病院にいくと、「リウマチとはいえないよ、あごから音が出るのは親知らずだね、歯科に行ってください」と言われました(笑)。
2003年3月、全身が重くなり、足もつり、手もしびれ、首も曲がらなくなってしまいました。いろいろ調べてみた後、リウマチだと思いました。5月になると、左手の人差し指が関節痛になり腫れて、7月7日に人間ドックをしたとき、血沈50、RF因子陽性で、「リウマチの疑いがあります。」と言われました。
松本病院との出会い 以前、何回も整形外科に行った経験から、治療するためには、専門医者や専門医院では、だめだと思い、とりあえず、リウマチ・完治のキーワードでインターネットを調べました。その時、松本漢方クリニックを知りました。しかも、漢方で完治できると書いてあったので、私はこれが気に入りました。なぜなら、中国五千年文化の影響を受けた私は、漢方の偉さを良く知っています。ただ、日本でそんな医院があるのはびっくりしました。
しかも先生は、日本人です。先生の書かれた完治理論を読んで、さらに納得しました。7月25日、私はJRで山梨から高槻に行きました、2階に上り、漢方薬の特有のにおいがぷんぷんしていました。そのとき、ちょうど昼休みで、待診室の壁に飾っている中国の書道を見て、とても親しい感じが沸いてきました。しばらくして、私が呼び出されました。先生に挨拶をして、私の症状を紹介しました。先生はすぐに「バリバリのリウマチだね。」と断言し、「治してあげるよ」と私に言いました。先生のとても自信を持っている表情を見ていると、希望の曙を見たようです。
続いて、「まだ別の治療(ステロイドなどの現代治療法)をしてなくて良かったね。」と言われて、血液を採りました。はりを受けるとき、織田先生は「早く来てよかったね。」と私に言いました。そのときは先生たちの言った意味に対してよく理解できませんでしたが、今はちゃんと理解しています。リウマチの病気は早く治療すれば、治しやすいのです。次はお灸の方法を教えてくれました。帰る前に又先生に挨拶して、「安心して、中日友好のためにも治してあげますよ。」と言い、強く握手してくれ、別れました。2週間分の漢方薬を家に持って帰って、早速薬を煮て飲みました。初めは、、関節痛がだんだん強くなり、朝起きてすぐにお灸をしました(四肢だけ)。このように1、2ヶ月間が過ぎ、だんだん、体の重い感じがなくなり、11月中旬、顔、首などにぼちぼちとアトピーが出ました。全身の痛みがなくなったようです。同時に足指の腫れがなくなりました。左手の人差し指だけが腫れていて。この間、先生に何回も電話して「たくさんお灸をしてね。」と言われましたが、全身の痛みが軽くなったから、お灸をさぼってしまいました。お灸は痛いから、私は苦手でした。(私のお灸の仕方が下手かもしれませんが…)
2004年1月9日、家族全員で松本病院に行きました。1回目の検査結果はRF36、血沈45であり、今回の検査結果はRF31、血沈35でした。「結果はよくなったね。」と言われました。はりをするとき、織田先生に「お灸の跡が全然ないですね・・」と言われました。お灸をしないのは、あまりよくないこととは分かっていましたけど、なかなかできませんでした。当時の病状はそんなに重くないから、漢方薬とお風呂で治ると思っていましたが、結局はだめでした。7月11日、地元の病院の血液の結果はCRP0.8、血沈35で、良い結果ではありませんでした。
一時帰国 2004年10月、家の都合のため、一時帰国しました。12月、病状は重くなり、左手の人差し指のほかに、左足の指と首も腫れました。
近くの病院で漢方薬をもらって治療しましたが、ぜんぜん効果はなかったです。このように1年半も、いろいろな治療をしましたが、ぜんぜん治ってきませんでした。この間の病院は私に現代の治療方法(ステロイド)などを薦めてくれましたが、私はその治療方法を受けませんでした。なぜなら、松本先生が書かれた文章と話した言葉はずっと私の頭の中に入っていたからです。(ステロイドの使用は絶対するな!!!)振りかえって、私が今まで受けた治療法の中で、先生の治療法は一番効果があるんだなと実感します…。(次回へ続く)