「リウマチ手記」
38歳2010年10月25日
38歳2010年10月25日
私が違和感を感じたのは、2010年1月の初旬でした。仕事帰りに左人差し指付け根に痛みを感じました。あまり気にしていなかったのですが、その後も治る気配はありません。
2月になると、右の手首が時々痛むようになり、右の人差し指もつき指をしたような感じの痛みが出始めました。
手のひら全体の痛みや、指の付け根が熱を持った感じになる時もあるので、痛みはさほどひどくはなかったのですが、腱鞘炎だろうと思い3月下旬に一度整形外科を受診することにしました。
整形外科では腱鞘炎かリウマチの疑いを言われ検査をしたところ、リウマチ検査は陰性。「リウマチではないとは言い切れないが…。今は薬は出せません」と先生に言われ、その時は腱鞘炎のリハビリ治療と塗り薬を処方されました。
検査結果も陰性だし、痛みもひどくないので大丈夫だと思っていました。
処方された塗り薬をぬり、リハビリに何度か通いました。
しかし4月の上旬頃、ひどい蕁麻疹が出るようになりました。毎日続きました。10日間くらい続いて、ようやくあまり出なくなった頃、足の指の付け根や足の裏が痛み出したのです。歩くのもぎこちない感じで、ヒールなど履けません。クッションのあるスニーカーに替えました。肘、足首、手首、股間節など、違和感とかすかな痛みが、色々なところで出ては消えました。
リウマチを疑い始めました。インターネットで色々リウマチについて調べましたが、治らない病気とのこと。急に不安にかられ検索を続けるうちに、松本漢方クリニックのページに行き着いたのです。先生の論文や手記を読み、すぐに受診する決心をしました。
4月28日松本漢方クリニック受診。松本先生は「必ず治るで。」と言って握手してくださいました。私はかつて短期間ですが不妊治療をしたことがあり、それが原因だと言われました。また、離婚も経験しているので、かなりの大きなストレスがかかり続けていました。
今は痛みもたいしたことはないけれど、これからどんどん酷くなってしまったらどうしようという、怖さや不安で一杯でしたので、先生のお言葉で救われた気分でした。検査結果は抗核抗体を除けばほぼ正常値でしたが、免疫が抑制されている状態だということでした。
その日から毎日漢方を煮出しました。漢方と漢方風呂を煮出すのは、最初はとても大変でした。
受診後全身にキリキリ、ピリピリとした痛みが出始め、漢方風呂に入っている時ほど、ピリピリした痛みが出ました。関節というよりは、筋肉などが痛みました。ヘルペスの薬も処方していただいていたので、1ヶ月ほどでその痛みは消えました。夜も寝付けないくらいの時もあり、今までに経験したことのない痛みでしたので、その時は正直恐ろしかったです。
1ヶ月後3度目の鍼に通った頃には、足の裏がしっかりした感じになり、踏み込めるようになっていました。
漢方やお風呂を始めてすぐに、首や腕、背中など体のあちこちが痒くなりました。アトピーとは言えないような軽いものですが、とにかく痒かったです。
痒みは良く出る時期と、出ない時期を繰り返し、痛みも消えてはまた少し痛みを繰り返しました。そして、知らないうちに痛みが気にならなくなっていきました。
現在、約半年が経過しましたが、生活にはまったく支障はありません。
ひどい肩こりもありましたが、気が付けば最近はとても楽になっています。
近年、風邪をひきやすく疲れやすいと感じていました。
免疫力が低下していることを、今回のことで実感しました。免疫力を抑えてきたものの正体は色々あるとは思いますが、私の場合はやはり精神的なストレスが大きいと思っています。このような痛みという形で出てきた体の声に耳を傾けて、これからはストレスをうまくコントロールして、免疫を向上する生活を心がけていきたいと思います。
本当に松本漢方クリニックを受診してよかったと思います。
ありがとうございます。