「リウマチの痛みから解放(中間報告)」
K.H.46歳2006年2月12日
K.H.46歳2006年2月12日
今から10年ほど前より、杉、檜の花粉症が始まり、5年前には花粉症がひどく、目の周りなどアトピーのような症状が出たこともあり、アレルギーを抑える薬を飲んでいました。腰痛もひどく、一年に2,3度は痛み止めの注射をしてもらいました。
また手首にガングリオンというふくらみができたので、2回ほど中の液を抜いてもらったこともありました。アレルギー体質であることは確かでした。
1999年10月に、頚椎ヘルニアの除去手術を受け、どん底の状態でした。それでも仕事に復帰し、半年たったある日、疲れも出たのか、風邪を5|いて高熱が出ました。2,3日で高熱は下がりましたが、首の右側と左膝が、異常に腫れて痛み、膝は歩くと針が突き刺さるような痛みがありました。
すぐに、近くの病院で診察を受け、風邪ではなくて膠原病かもしれないと血液検査をしました。検査の結果、RFが69あり、「関節にウイルスが入ったからかもしれない」と雪われました。しばらく様子を見ようと痛み止めのロキソニンと抗生物質を処方してもらって、飲みました。膠原病と聞いて医学事典を引き、大変な病気になったと思いました。
2000年12月にも、高熱が出て、3日間ほど寝込みました。肘や膝などに痛みが出ました。指にも痛い箇所が何カ所もありました。以前の病気で、滋賀医大にかかっていたので、思い切って整形外科のリウマチ専門医に診てもらいました。「リウマチとはっきり言えないので、様子を見よう」ということでした。このときのRAは32でした。
私の場合、関節の痛みや膨張はありますが、血液検査の結果、リウマチと判断できる項目はRAだけでした。CRPや血沈は、ほぼ正常範囲でした。知人に相談したら、「リウマチが漢方薬で治ったという人がいるので、漢方薬は、軽い内に飲んだほうがいい」と言われました。
早速京都の医院で診察を受け、漢方薬を処方してもらうことにしました。また、同時に慢'性胆嚢炎を患っていたので、胆嚢炎用の漢方薬も煎じて飲みました。
しばらくは、それで少しは痛みも和らいでいましたが、劇的によくなることもなく、痛みは増していきました。
京都の医院では血液検査ができなかったので、京大病院の免疫膠原病科がいいと人から聞き、行ってみることにしました。血液検査の結果は、RFが22くらいと良くはなっていました。今から思えば、漢方薬を飲むようになって免疫力が上がり、痛みが増したのを、ひどくなっていると勘違いしたのだと思います。京大病院では、痛み止めの薬をもらって飲みました。全く無駄なことをしていたことが、後からわかりました。
2001年12月25日 胆嚢の具合は、漢方薬でも改善せず、医師の薦めもあり、腹腔鏡下における胆嚢摘出術を受けました。1週間の入院で、すぐ退院し、漢方薬は飲んでいました。
2001年3月頃は、朝のこわばりも強く、午前中まで握りにくさが続く感じで、膝も痛く、肘や足の親指なども痛みがありました。
2001年8月、漢方薬の副作用からか、頭痛がよく起こるようになってきました。京都の医院に行くと、リウマチで、私と同じ薬を飲んで、頭痛がするというAさんと、たまたま待合室で一緒になり、やはり副作用かもしれないという疑いを強めました。医学害にあるように、リウマチは治らない病気なのだと、またまた落ち込む毎日でした。
他にもアガリクスやプロボリスなど、リウマチにいいと聞けば試してみました。なかでもサメ軟骨エキスがいいと聞き、すぐに試してみました。1ケ月くらいでかなり痛みが取れたような気がしましたが、確信はなく、ずっと不安がつきまといました。やはり、治してくれる医療機関は無いのかと、インターネットでもいろんなサイトを検索していました。
11月になり、その日も同じようにインターネットで検索していると、今まで一度も目に着かなかった松本漢方クリニックのホームページが目にとまりました。開いてみると、なんと「リウマチは必ず治る」と書いてあるではありませんか!どんど読み進めて、高槻にあることや、松本先生の理論を何度も何度も読み返し、心が軽くなるのがわかりました。とにかく早く行ってみたいと思いました。
2002年11月30日、とうとう高槻の松本漢方クリニックの玄関に着きました。たくさんの患者さんと、漢方薬のにおいとで圧倒されてしまいましたが、受付をすませ、高鳴る気持ちを抑えつつ、名前を呼ばれるのを待ちました。やっと名前を呼ばれたときは、受付から2時間近く経っていました。
初めて出会った松本先生は、喫茶店のマスターのような出で立ちで、早口にいろいろ開いたり話したりして下さり、最後に「ばりばりのリウマチや、必ず治したる!」と、力強く握手をしてくださいました。今までの不安や痛みが、すべて流れされるほど涙があふれました。
織田先生には、鍼をしていただきながら、優しく励ましていただき、お灸のやり方を教えて頂きました。
漢方薬は、はじめは下痢をすることが多く、朝だけは食後に服用しました。昼と夜は、食前に飲みました。
仕事をしながらのお灸は、十分にはできませんでしたが、漢方風呂はちょうど冬場ということもあり、家族みんなが入りました。湯上がりもぽかぽか温かく、痛みも和らぎました。
2003年3月、花粉症が強く、その分リウマチの痛みは軽減したように思われました。事実RFの値も20を切っていました。
2004年3月には、血液検査の値もすぺて正常値になり、ひざの痛みなども和らいできました。ここ2年間は、血液検査結果はずっと正常値のままで大きな関節の痛みはほとんど無いのですが、指の関節の痛みがまだあります。アトピーも、肘や足の甲など所々にでていました。
2005年2月、花粉の飛散量がかなり多かったので、花粉症の症状が重く、この時期、目の周りがかさかざになり、アトピーがでていました。
2006年1月現在は、普段気にならない痛みも、生理と関係があるようで、生理の前後は、指の関節にどうしても痛みが出てきます。仕事もしているので、そのストレスや、子どもの弁当作りで朝5時半には起きるという毎日で、睡眠時間が5,6時間と、寝不足も続いているので、体によいはずはないと思います。
松本先生にお世話になってからは、大変な病気ではあっても、以前のような悲壮感はなく、リウマチをかかえながらも前向きに生活できています。
松本先生、織田先生、松本漢方クリニックのスタッフのみなさんに、感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。完全によくなるまで時間がかかるかもしれませんが、今後ともよろしくお願いします。
P.S.
Eメールで送信する予定でしたが、パソコンの調子が悪く、送信できませんでしたので、FAXさせていただきました。大変遅くなり、申し訳ありません。